明日は、カルチャーショック確実。タンゴのミロンガ(タンゴダンスのための会)で演奏します。九州のトリオ・ロス・ファンダンゴス(http://tlftango.com/谷本仰・いわつなおこ・秋元多恵子)の爆裂演奏に参加するのです。(もともとの理由もあるのですがここでは書けません。)九州で3回、エアジンで1回共演したことがあります。
面倒なこと、うじゃうじゃ言うんじゃなか!とばかりに爆走するトリオです。ブエノスでも大評判とのこと。はい、そうでしょう、そうでしょう。最初にあったときから「難しいことは、みなさまにお任せします。わたしらはこれで行きます」と言う精神を寸分の迷いも無く走り続けています。(もちろん、結構難しいこともいとも簡単そうにやっています。)
彼らは「辛い」「臭い」「熱い」ものが大好きで、北九州の焼き肉系名店を熟知していました。そういえば昔、彼らの掲示板は焼き肉何とか、だったような。
精神的支柱・ヴァイオリンの谷本仰さんは、バプティスト教会の牧師でもあり、音楽療法士でもあり、即興演奏家でもあります。ホームレス支援活動も積極的に関わりホンワカする歌のCDも出しています。彼は、人を信じ、音楽を信じ、愛を信じています。どうしてそのようにできるのか、本当に見事です。いつも爪の垢をいただこうと思っています。
アコーディオンのいわつなおこさんはアコーディオンでのタンゴで世界ナンバーワン、というか、そんなことどーでもよか、聴きんしゃい、踊りんしゃい、という演奏です。ピアノの秋元さんはミステリアス・ケイトという芸名ではものすごいショーをやっているとのことです。あーほんなこておそろしか。
彼らは譜面を見ません。それが良いのです。私がオスワルド・レケーナに習ったとき、彼も言っていました「演奏家はダンサーの足をみて演奏するのです。そうしなければ良いタンゴプレーヤーになることができません。」はいはい、その通りでしょう。
あー楽しみだナー、早く来ないかナー。しかししかし、とととと・・・そうです、譜面が無いのです。飛び入りのように参加する私はどうしましょう。自分で譜面を作るしか無い。はい、わかりました。「この中からやりまーす」とどどどーっと音源が送られてきました。4枚ぶんのCD,そして最近のライブ録音。
あまりの曲の多さに「ともかく、当日のレパートリーを決めてください、どーか、どーか、お願いします。」と懇願すると23曲選んでくださいました。きっと彼らは、その時の雰囲気で演奏曲目を随時きめているのでしょう。そうありたいものです。
簡略な譜面をやっとこさ作り終えたところです。すべての人の願いをこめた時間を精一杯つとめます。みんなが楽しく踊れるように。
7/12(木)
『横浜タンゴナイト』【ラテンバー NIGHT FIRE】※としゆき&まきこ のデモンストレーションもあります。
※スペシャルゲスト 斉藤徹(コントラバス)
『横浜タンゴナイト』【ラテンバー NIGHT FIRE】※としゆき&まきこ のデモンストレーションもあります。
※スペシャルゲスト 斉藤徹(コントラバス)
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