絵画「浸水の森」から生まれる音楽と踊り
Best Seloction2012 展覧会関連事業
5月27日(日)12時より40分程度
東京都美術館公募展示室ロビー階第一展示室
絵画:小林裕児
ダンス:ジャン・ローレン・サスポータス、上村なおか
音楽:齋藤徹、瀬尾高志(コントラバス)
入館料600円
小林裕児さん作「浸水の森」は思い出深い作品です。あの震災があり原発事故があり、予知したのではないか、とも言われていたそうです。作品にちなんだ作曲を頼まれ喜多直毅さん(ヴァイオリン)、佐藤芳明さん(アコーディオン)とのトリオでギャラリー椿、作品の前で発表、年末のポレポレ坐徹の部屋で絵画を持ち込み、同メンバーでライブ録音しCDになりました。
その後、芝・聖アンドレ教会では同メンバー+ジャン・サスポータスで公演、CD発売記念のサラヴァ東京では、トリオ+ジャンで、絵画「浸水の森」を映像にして、踊るジャンの上に投影しました。また今年3月11日ドイツ・ブッパタールでのダンス・音楽・映像公演「Looking for KENJI」(ジャン、クリスティン、千香子、アントニオ、チュンセン、直毅、徹、カイ)では正面および床面に「浸水の森」の映像を投影したシーンがあり、ドイツの観客を魅了していました。どれも思い出深い出来事でした。
今回は昼間の美術館ということで、いままでにない環境です。上村さんも参加。ジャンとなおかさんが絵画の中からでてくるという設定もあります。おふたりは渋谷文化村ギャラリーで共演済みです。音楽はCDに収録した作品を瀬尾高志とコントラバスデュオで演奏します。もちろん即興の要素は優先事項です。日程の慌ただしい中、打ち合わせ、リハーサルと進んでいます。高志は気合いが入っていてすべて暗譜したそうです。スゲー。
当日午後6時より稲毛キャンディで最終公演(ジャン+徹、ジャンのトーク)があります。上野からは最速45分で着くようです。日曜の午後2公演をご一緒するのもいいかもしれませんね。ただしキャンディは予約が相当埋まっていて、「それでも」と言う方には「カウンターの中」などを想定しなければならないということです。