なにかと歌を気にしている日々です。
ミッシェルがお気に入りというロマの歌を送ってきてくれました。Ljiljana Buttler。ちょっと聴くと男の声だが女性です。人生へたくさん授業料を払っている人の歌です。美空ひばりの「東京キッド」や「私は街の子」、「津軽のふるさと」が耳に残っていて、瞽女唄を聴いたり、アンドレ・メーマリの2枚組新作がほとんど歌だったり、宮古の神歌、ジルベルト・ジルの新作も10人の歌手とのデュオ、12/24のワールドミュージックの館の演奏資料の歌もスゴイし、バルバラの「私の最も美しい愛の話」や「黒い鷲」が耳の中でリピート再生、息抜きに小沢昭一の童謡などを聴く始末。
カネフスキー監督の三部作を立て続けに鑑賞。3作目「僕ら20世紀の子供達」では、ストリートチルドレンにインタビューをします。その時に「何か歌を歌ってくれ」とふいに聞きます。それぞれの歌がなるほど、です。アンゲロプロスの「1936年の日々」では囚人のリクエストが「音楽を!」
そんな私の実践が明日と明後日です。
アンゲロプロスものは「河の始まり」「クセニティス」「今日は私の日」「コルフーラ(私の花)」「ああセリム」「目を閉じて」「看守さん」「霧の中の風景」
インドネシア古謡と歌謡曲、五島列島・生月島の隠れキリシタンの歌オラショと原曲、賢治から「永訣の朝」(「星がまたたく」が続きます)「風がおもてで呼んでいる」(「パラム」が続きます)乾千恵との共作の新作「ひかり しづけき」と続きます。
さてどうなるでしょう。