首都圏一旦終了

若い美術家と
若い美術家と
スーパーデラックス1
スーパーデラックス1
スーパーデラックス2
スーパーデラックス2

「担保」、余り好きな言葉でもなく響きも好きではありませんが、上手く当てはまるので最近よく考え事に使っています。

熟達した演奏家が普通でない音を出したり、さらには演奏しなかったりすることがあります。出てきた音は楽器を始めたばかりのビギナーと変わりないかも知れません。しかし納得できることがあります、いやそればかりか、感動したりもします。

ピカソやダリがどれだけ熟達したデッサン家であるかは周知の事実です。動きに熟達したダンサーがただ立っているだけでも十分納得できることがあります。「ただ立っている」というのがどれだけ難しいか、ということもあります。

どう生きているか、なんのために生きているのか、が担保されている場合とそうでない場合に分かれるのかと思います。そのために今までどんなことをしてきたか、しつつあるか、したいと願っているかが出てきます。所謂「即興」の場ではそれがすべて露わになる。命に対して慈しみと願いをもっているかが問われるのかも知れません。そのあたりが日本の「即興」の弱いところ。

勇気を持って、できるだけゼロから始めるべきです。一人で立つのです。普段の生活では、ゼロになるまで余計なものがたくさん積み重なっています。その上にさらに積み重ねなくて良いのです。

ニンさん写真ブログ説明  (http://www.lequanninh.net/blog/)
マイキの同級生で今は美術作家になった山上晃葉さんのグループ展に行った様子(晃葉さんは今夜の共演者小林裕児さんの生徒さんでした)〜スーパーデラックスでのライブ〜帰途〜「鎬屋」での打ち上げ。

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