Golden bass week 中日。1日空いた7日・土曜は、夕方「五禽戯」ライブのリハーサル@ラミュゼdeケヤキ(新宿御苑となりの瀟洒な家)。小雨で洗われた緑が沁みる。ずっとコントラバスだけの音の一週間だったので、喜多直毅さんのバイオリンが妙に新鮮に聞こえる。「熊・鹿・猿・虎・鶴」の気功。
思えば、ポレポレ坐で齋田さん・喜多さんとこの演目を初演したとき、直毅さんとは共演したばかりで、たくさんの曲を用意していた。しかしそれ以後の共演の結果、今回は曲は最低限に絞って、即興性の高いものにした。これもうれしいことです。
3/11以後、私たちは以前と同じではありえません。すべての行為が影響されています。今回の熊さんも,鹿さんも、猿さんも、虎さんも、鶴さんも、ヒトの愚かさを嘆き、鎮魂の舞を踊ることになり、私たち楽隊もそれに従うのです。
16:00より @「ラミュゼ de ケヤキ」料金:2500円
齋田美子(五禽戯)・齋藤徹(コントラバス)・喜多直毅(ヴァイオリン)
問い合わせ:042ー576ー0316 080ー5197ー7401
mail:tokisoranotamago@ezweb.ne.jp(齋田)
「今はヒトの姿をしているアナタもワタシも、母の胎内ではすべての生物の進化を経て生まれてきたのです。はるかな記憶を呼び醒まそう。ケヤキの大樹の下で、遊べ喜べ幸いなる生き物たちよ。」
急いで家に車を置いて、目黒へ。ジャン・サスポータスさんとジャッキー・ジョブさんとの会食という名の橋渡し業務。8日に初共演する2人のコミュニケーションのための会を作りました。2人にとって便利な目黒にしたものの、私は不案内この上なし。ブラブラと権之助坂をくだり、結局入ったのがイスラエル料理店。店主のイスラエル人と南アのジャッキー、フランスのジャン、幡ヶ谷のテツ,ガラガラの店内を独占して3時間話したり飲んだり・・・
8日のスーパーデラックスに備える準備はこれで終了。
さて、出かけますか。