ポレポレ坐で本橋成一さん「屠場」(平凡社)出版記念・展示。鎌田慧さんとの対話もあり、出かけた。写真集よりも大きな写真で迫力が増す。働いている人の明るさと差別問題、「牛は運命を悟って鳴いたりしない」話など、興味深い話が多かった・・・・。
集まった人達は普段「徹の部屋」で見る人達と大分違う。教師や文筆、市民運動のような人達が多いように見える。
そうであればあるほど、だが、関心はどうしてもゲンパツだろう。この夕方にビックリするほどの数値が発表されたばかり。客席にいた映画「祝の島」の纐纈監督と話してもそのことばかり。今の状態を機会にして、変えていくしかないね、とポジティブに言い合っても、圧倒的なチカラに対する無力感はどうしてもぬぐえない。
地下の東中野ポレポレ映画館(http://www.mmjp.or.jp/pole2/)では本橋監督のチェルノブイリ関連の2本、「祝の島」を含めたゲンパツ関連映画特集があります。