基本的に言って
Bassically Speakingという名前で(本来はBasicallyですが・・・)ライブがあります。11日(土):横濱エアジン 12日(日):西荻アケタの店
最近、娘に「まとめに入っているのじゃない?大丈夫かい?」と訝られている。何を伝えられるわけでもないのだろうが、何か伝えたい、結果は問わず、自分でそうしたいだけ、と言う話もある。
特にベーシストには余計思ってしまう。(余計なお世話か?)私が新たな企画を立ち上げたり、大きめなコンサートを企んだりするとき、非常に多くの割合で私以外のベーシストが入っている。
CDを例にとると:
「Coloring heaven 」 Barre Phillips
「String quartet of Tokio and Orchestra 」 溝入敬三
「Tetsu plays piazzolla」 吉野弘志
「October bass tri-logue」 Barre Phillips 井野信義
「Bass duo」 井野信義
「Sonaish 」 井野信義
「Amapola」 井野信義
「Stone out」 伊藤啓太
「After you gone 」 Barre Phillips, Joelle Leandre, William Parker
「Joelle et Tetsu live at yokohama promnade 」 Joelle Leandre
「Ausencias」 飯田雅春
「Spring road」 ベースアンサンブル
「Orbit2」Barre Phillpis
これは確かに多い。
演奏会・ワークショップでは:
「漢たちの低弦」:札幌、瀬尾高志を中心に集まった10人のベーシスト+ピアノ。北海道ツアーも敢行。
「ハワイ国際コントラバス祭」:アンチエリート的な考え方に世界各地の教育者も興味を示し、ジョン・クレイトンも大変興味を持ってくれ、最終日のプレゼンテーションでは変則調弦などいろいろと協力してくれた。公演後に父兄が「このワークショップが始まってから、イヤイヤ行っていた息子がやる気をだして喜んで行くようになったんですよ」と評価
「松本・陀瑠州でのベースワークショップ」信州大のジャズ研を中心にしたワークショップ(現在進行形)
「インプロバイザーとの共演」バール・フィリップスやミッシェル・ドネダを招聘した際に、ベースアンサンブルで共演するという体験をしてもらった。
「群馬交響楽団・コントラバスセクションコンサート」(首席:山崎実)では8人の奏者による「タンゴ・エクリプス」
バール・フィリップスとのフランスツアー、ブパタルでのセバスチャン・グラム、ペーター・ジャックミンとの演奏、東京でもデヴィッド・キエザ、ヨエル・グリップとの演奏。井野信義とのツアーは国内各地の他、シンガポール、ハワイに及んだ。
「コントラバストリオ羊」(瀬尾高志・内山和重)では、単独ライブの他、オンバク・ヒタム公演で、田中泯、螺鈿隊と共演。
瀬尾高志とのデュオでは、学会や美術展などでも演奏、来年早々北海道ツアーは「羊の歌デュオ」として行う。
その現在形がこのBassically Speakingというわけだ。
今までの試行錯誤が、まとまっていくのと同時に、新たな試行錯誤に入っていきます。
二人とも技術も音楽も人間も豊かです。
低い音に痺れてみませんか?