東北を後に

盛岡から二戸へ。知人宅を訪ねる。南部美人の酒蔵見学の後、山の入り口の旧ドイツ人住居に住む知人。魚介スープにヒラメ、利き酒三種、世界各国からの物にあふれている。いったいここはどこなのか?という感覚になる。FMカシオペアに少し出演。その後、再び山海の味と名酒。

だんだんと同行メンバーも東京に帰っていく。地元出身の福田繁雄、田中舘愛橘の展示を見る。その後、十和田現代美術館は遊園地的指向、街の中に展示、という最近のはやりをそのまま。八戸から苫小牧のフェリーを待つ間、北限の鯖を楽しむ。↑鯖の棒寿司

東北を少し体験して一番感じたのは、ここには仏教以前が色濃く残っているということ。神道やアニミズムがそのまま残っている。今まで西への旅が多かったので、仏教を中心とした渡来文化が当たり前だった。しかし今回の旅で、仏教伝来以前の記憶・堆積の方が多いことを身体のどこかで感じていた。

一晩かけてフェリーで苫小牧へ。

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