バーバー富士


1年ぶりのバーバー富士。友人の家に行ってホームコンサートをするような感覚だが気を抜いて演奏するわけではない。開演前なにか音楽を流すわけでなく、沈黙の中で一人一人遠くから聴衆がやってきては席につく。今日初めてやるモンクをさらい、ピアソラを復習して、散歩。昔の香りを残す地元の食堂で夕食。実に懐かしい味がする。バーバー富士は即興演奏がメインなので、タンゴは異例だが、タンゴ好きという奥様のご両親もいらっしゃっているということ。こういう展開はいいな〜。楽器のすぐ後ろが壁なのでベースの響きが全部聴こえるので気持ちが良い。オリヴィエのバンドネオンも気持ちよく響いている。上尾の十七夜(かなぎ)に響くバンドネオン。

第一部:ラ・カシータ・デ・ミ・ビエホ(バンドネオンソロ)、ロ・ケ・ベンドラ、プレパランセ、アウセンシャス、チャウ・パリス、天使のタンゴ、バンドネオン、コントラバヘアンド。

第二部:アルフォンシーナと海、タンゴエクリプス第二楽章、ミロング、ムエルテ、ルビー・マイ・ディア、モンクスムード、レッツ・クール・ワン、オブリビオン

会場作り担当(乾千恵さんの書・絵を飾る)の齋藤真妃が言うには、私達がリハーサルをしている時に何を何処に飾るべきかが見えてきたと言う。今日もバッチリ決まっている。

1年に1回位の割合でここで演奏している。来年は誰と何をやるのかな〜。ご主人と一緒に歳を取っている感じがするところです。

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