レジス・ドゥブレから

フランス行きを前に

池澤夏樹さんの書評で知った「思想としての共和国」レジス・ドゥブレ他、みすず書房、はとても考えさせるものだった。副題が「日本のデモクラシーのために」となっていて、このところ感じている日本の現状に対するイライラがスーッと「そう、そう、そう、そう。なんだ、こうだったのだ」と分かってくる。フランス人の友人のこともより理解できる。

「あなたはデモクラットかと共和主義者か」というドゥブレの論文を元にいろいろな論考をしている。デモクラットとカタカナで書いてあるのも意味があり「自由主義」と訳した方が良いかもしれないとも書いてある。政治・経済・教育・宗教・言語にかんしてとても分かりやすく解説してある。今の日本はまさにデモクラットの優等生。その当然の弊害が今の混乱と閉塞を生み出している。

音楽に当てはめるとどうなる?デモクラットの音楽をやっているのか、共和主義の音楽をやっているのか?何処を目指しているのか、すぐに線が引ける。私はどうだ?

演奏予定:
1月
– 19 -プジョービル:バール、ミッシェル・ドネダとトリオ演奏
– 20 -フリーブルグ:ミッシェルと演奏
– 22- ベルン:ミッシェルとズビンデンと演奏
– 23 – チューリッヒ:ミッシェル、ズビンデンと演奏
– 24 -パリ:メゾン・ド・ジャポンでミッシェル、フレデリック・ブロンディと演奏101 bis, quai Branly 75740 Paris cedex 15  tel: 01-44-37-95-52  fax:01-44-37-95-69
– 25 – ストラスブルグ:バールと演奏 (museum of modern art of Strasbourg)
MAMCS  1 place Hans – Jean Arp Strasbourg
– 26 – メッツ:バールと演奏
– 27 – リール:ソロFestival MUZZIX in LILLE http://crimeasso.free.fr
– 30- トゥールーズ:ソロ http://irea.free.fr
2月
– 1 – ポアテール:ミッシェル、フレデリックと演奏POITIERS IN CARRE BLEU www.jazzapoitiers.org
– 3- ル・アーブル:ソロAssociation PIEDNU
– 4 – ブレスト:ソロPennarjazz.com http://www.espace-vauban.com
– 6 – マルセイユ:バールとデュオ
– 7 – トゥールーズ:バールとデュオ
– 8 – ボルドー:バールとデュオ
– 10 -プジョービル:ソロとバールとデュオ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です