なかなかキビシイ日々でした。
風邪から気管支をやられヒーヒー。家族も体調を崩し、友人も病気になる。母親は手術。ゼミを受け卒論を担当してくれた鶴見和子さんの死去。人との誤解二件。経済の問題。続けば続くものですな。
こんな時に助けてくれるものもちゃんとある。見過ごさないようにしなければ。大阪の身障者劇団「態変」機関誌「イマージュ」への原稿。音楽のば(場)・び(美)・ぶ(舞)・べ(辺)・ぼ(暮)というコーナーへ三回執筆することになり、第一回を書き、その校正が回ってきた。1回目は、死の近い病室で演奏した2例と、葬式の日の演奏などになってしまったが、この原稿を書くことで、音楽が本当に役に立つ現場のことを想い出させてくれた。自分の音が役に立つことほどうれしいことはない。それがうれしくてこういう難しい?生活をしている。何もかにもうまくいくわけはない。
もう一つは、ブログで紹介した「七つのピアソラ」の乾千恵さんの新作「さかなまちいきでんしゃ」こどものとも年少版、福音館書店。今、イギリスに巨石を観に行っている千恵さんから出発前に送ってもらった。なんだか良い感じになった。
いろいろな人たちとの繋がりが、落ち込みそうな(落ち込んだ?)状態に「注意信号」を与えてくれる。ありがたい。