「GRAVITACIÓN」はスペイン語で「引力」という意味。
この言葉に秘められたキーワードを、フラメンコ舞踊家森田志保と写真家高木由利子、2人の視点から映像化し、2014年2月「短編映画-GRAVITACIÓN-(Sonia Johnes Presents)」として発表しました。
そして、2017年2月。
3年を経て再びこのテーマをもとに「LIVE」を行うこととなりました。
場所は永福町の住宅街にあるソノリウムという名の小さな音楽ホール。
3日間4公演で行うライブは2つの企画で構成します。
-フラメンコの引力-
映画の軸となるフラメンコの原風景を探す旅。
フラメンコの重要なエッセンス、ギター、踊りにバイオリンが加わり、民族とは?国境とは?
なぜフラメンコに引きつけられるのか?をテーマとしたフラメンコライブです。
①2月18日(土)open15:30/start16:00
②2月19日(日)open13:30/start14:00
森田志保(踊り)
Emilio Maya(ギター)
今枝友加(歌)
森川拓哉(バイオリン)
高木由利子(写真)
-映像と音の引力-
短編映画の中から一度音を取り去り、さまざまなジャンル、世界観を持った5組のアーティストが、同じ映像に異なる音を落とし込んでいく新たな試みです。
それぞれのアーティストによってどのような化学反応を起こし、変容していくのか、そして観る者の心の中にも、それぞれの新しいストーリーが生まれ始めるのではないか?という実験的なライブです。
①2月17日(金)open19:00/start19:30
②2月18日(土)open19:00/start19:30
森田志保(踊り)
Emilio Maya(ギター)
今枝友加(歌)
齋藤徹/田嶋真佐雄/田辺和弘(コントラバス)
森川拓哉(バイオリン)
高木由利子(映像)
市村隼人(編集)
出演は、スペインの熱と空気と時を運ぶフラメンコギターのエミリオ・マジャ、聴く者の琴線に触れる声で懐かしさや切なさを呼び起こすフラメンコの歌い手、今枝友加。
コントラバス奏者齋藤徹を中心に3台の迫力あるコントラバスの演奏は深く重く体に響き、バイオリン奏者の森川拓哉の奏でる音は遠い彼の地へ、彼の時代へいざないます。
そして、フラメンコ舞踊家森田志保はその気配で空気の色を変え、身体は音を発し、音と共鳴する…
贅沢な音楽ホールで奏でる音はすべてむき出しの生の音。
声、呼吸、空気の振動、こすれる音、身体から発する音、視線の音、気配の音。
すべての音に「引力」があります。
この「引力」を体感しにぜひお越しください!
