【DVD】〝 ダンスとであって ″ 矢萩竜太郎10番勝負!  After meeting with dance – Ryotaro 10 trials –

矢萩竜太郎のダンスとの出会いは、ヴォルフガング・シュタンゲ(舞踊教育家、アミキ・ダンスシアターカンパニー主宰)の差し出した手に誘われて踊りだしたことから始まります。そして、齋藤徹(音楽家、コントラバス奏者)、ジャン・サスポータス(ピナ・バウシュ / ヴッパタール舞踊団ゲストソロダンサー)との素晴らしい出会い。今は少しずつアーティストとしての道を歩み始めています。

2014年7月・8月。ドイツ4都市、4つの会場から招聘されたことをきっかけに「矢萩竜太郎10番勝負!」公開リハーサルが「いずるば」で始まりました。 毎週日曜日、6回行ったパフォーマンスでは、様々なジャンルのアーティストが大勢ボランティアとして参加してくださり、期待と驚きに満ちた空間が生まれていきました。 そして、ドイツへ ーー。4都市でのパフォーマンスでは「人はなぜ踊るのか?歌うのか?さらに、なぜ生きるのか?」を問いかけるような、竜太郎のイノセントなダンスが、観客を魅了し、多くの賛辞と拍手をいただきました。 このDVDは、ドキュメンタリー映像作家の近藤正典監督、撮影松根広隆が日本・ドイツでの活動に密着したドキュメンタリー映像です。

Mr. Wolfgang Stange (dance educator, founder of Amici Dance Theater Company) led Ryotaro Yahagi to the dance world for the first time his life. Then Ryotaro met Tetsu Saitoh (musician,double bass player), Jean Laurent Sasportes (dancer, guest solo dancer for Pina Bausch / Dance Theater Wuppertal). Now he started to live an artist life dray by day. In July and August 2014, there began the open rehearsals at IZURUBA ( http://izuruba.jp )for the performances in the 4 cities in Germany. On every Sunday after-rehearsals seemd to become like a great festival full of expectations and surprises. Then ryotaro went to Germany. His innocent dance attracted and moved German audience deeply. It was as if he was presenting “Why do people sing? Why do people sing? Why do people live?” This DVD is directed by Masanori Kondoh, shot by Hirotaka Matsune in Japan and Germany.

2016年製作 / 本編80min. ¥1,500

◇ 出演(ARTISTS)

矢萩竜太郎(ダンス) 齋藤徹(コントラバス) Jean Laurent Sasportes(ダンス) Worfgang Suchner(チューバ) Ute Volker (アコーディオン) Sebastian Gramss(コントラバス)

◇ ゲスト・アーティスト(「いずるば」での公開リハーサル) ・池内晶子(美術インスタレーション)・岩下徹(ダンス)・上村なおか(ダンス) ・オオタマル(ギター・打楽器)・かみむら泰一(サックス) ・喜多直毅(ヴァイオリン)・熊坂路得子(アコーディオン) ・黒田鈴尊(尺八)・齋藤陽道(カメラ)・佐草夏美(ジャワ舞踊) ・さとうじゅんこ(うた)・庄崎隆志(ダンス)・鈴木ちほ(バンドネオン) ・瀬尾高志(コントラバス)・高橋愛(ダンス)・田嶋真佐雄(コントラバス) ・武元賀寿子(ダンス)・田辺和弘(コントラバス)・辻康介(うた) ・南雲麻衣(ダンス)・平野壮弦(書)・松本泰子(うた)・丸田美紀(17弦) ・村上洋司(即興演劇)・元井美智子(箏)・Tyler Eaton (コントラバス)

【本作に収められている9回目のパフォーマンスを終えて】 … 公演パンフレットより抜粋(齋藤 徹/ コントラバス) 功を奏して会はとてもうまく行きました。 竜太郎さんのこれまでの生涯のなかでベストだ、と私は直観しました。それほど、彼の日々の成長が明らかにスゴイのです。 こういうちょっと大きめのプロジェクトのよいところは、多種類の人々に会えることです。公演後のレセプションで、障がい者教育学教授をしていた紳士は本当に的を得た感想を述べてくれました。 「もっともっと言いたいことがあります、後でメールで送ります」、という丁寧な態度に更に感服。ちょっと聞いただけでも、私の考えと全く同じだったので大変嬉しかったです。 公開リハーサルからの試み、さらに遡って竜太郎さんとのつき合いの日々が肯定された、これでよかったのだ、という何とも言えない歓びでもありました。 また、ダウン症の人たちと長年雑誌作りをしている人にも会いました。その雑誌は多くの賞を受賞しているとのこと。これらの人達との繋がりは日本でもどんどん伝え、大事に続けなければなりません。

【ドイツでのパフォーマンスにて寄せられたご感想よりー】 「魅了されました。 言葉にするのは難しいです。 言葉がなくても、生き生きと輝いていました。 それは “ 魂の先駆者 ” ありがとう。」 「あなたのパフォーマンスから私が受け取ったメッセージは、 『自分らしくあることを恐れないで。大胆であれ!』ありがとう!」