「いずるば」フェスティバル!

さて、休む時間もなく都会の日常が待っています。もうすでにナガサキロスに陥っています。あのお天道さま・空気・野菜・魚・空・土・人・・・

都会での最大の自然は、実は「人間」です。自然の産物である人体、作ったものなど1つもない無垢の自然である人間。都会は人間で溢れています、すなわち、都会は自然で溢れています。

自然の声を聞くことに関しては、同じです。人間に聞く・聴く・効く・利くわけです。

これこそ今の私の作業です。

さて、ともかく、なんといっても、「いずるば」フェスティバルです。(8日・9日@「いずるば」沼部)

私が「いずるば」・矢萩竜太郎さんに関わってからの10年の集大成になります。

「いずるば」的なテーマに沿いながら、特に若い人達に自信と希望を!と思っています。などということを平気で書けるようになった自分に驚いています。

ファイナルワード(それをいっちゃおしまい、という常套句)をつかわない。たとえば「むずかしいよね」「深いよね」「だってしようがない」「これだけはゆずれないよ」「泣けてきたよ」で話を終わらせない。「愛してる」で話を終わらせず「なぜ?」を深めていく。

昼間の仕事をしながらも音楽を・ダンスを・絵を止められない。プロや技術に対する劣等感に慣れすぎない・安住しない。

何のためにやっているのか?即答できるようにする。何のために生きているのか?何のために死ぬのかに直結させる。

インプロの音やダンスって、かえって「型」にはまっていない?なぜそういう音や動きなの?
技術って何なの?伝わるって何なの?障がいって何なの?即興と無茶苦茶は違うの?

ヒントにする材料には事欠きません。良寛和尚の「無絃琴」パスカル・キニャールの「めぐり逢う朝」(元は今昔物語)、アンゲロプロスの映画台詞、乾千恵の書、小林裕児の絵画、乾千恵・渡辺洋・三角みづ紀・木村裕の詩、韓国シャーマンのリズム、海のリズム、私の作曲などなどです。

参加メンバーも大活躍中のミュージシャン、ダンサーから、特に表現活動をしていない人も同格で参加します。

さて大変な事になってきました。いや、普通の事に戻ってきました!

ぜひご参加いただきたくご案内申し上げます。両日、参加者・内容が同じものと違うものがあります。

日時: 12月8日と9日 いずれも15時から
場所: いずるば
http://www.izuruba.jp/access.html
予約: メール i-info@izuruba.jp
電話 080-3584-3315
料金: 予約3,000円/ 3,500円
障害のある方2,000円/付添いの方1,000円
学生2,000円
2日間通し 5,000円