ところが、オーナーは急用で当日居ることが出来ない、と2日前に大変丁寧に連絡が来ました。残念ですが仕方ないな、まあ次回に、と思っていたら当日になり、急遽出張先から戻ってきたということ。かなりの無理をしても立ち会ってくださるのだなと容易に推測できます。こちらの気合いというか、気持ちも更に高まります。

かみむらさんとのデュオなので、いつものように、彼に選曲もチラシもお任せ、プラス、生音でOK、泰一さんはここでジャズ講座も開いていてホームグラウンド的なうちとけた雰囲気で迎えてくれ、大変気持ちの楽なLIVEでした。彼の選曲にはいつも工夫と試行錯誤が感じられます。今回も相当考えぬかれたようでした。

聴衆のみなさまも期待してくれているのが感じられます。BGMにjojoさんのレコードが流れ、演奏する正面にjojo文庫の背表紙が並んでいます。お座なりな演奏は許されません。怒られそうです。

「ジャズ社会」は、個人のアドリブ勝負ということもあり、その「天才」「破天荒」がもてはやされる傾向がありました。上下関係もキッチリあって、ちょっと体育会系、ファザコン、ヤクザ的と言ったら言いすぎ？　しかし、その「やんちゃ」を許し、才能を華開かせてきた影の力はもちろん女性でしょうし、みてくれだけの「天才」はすぐボロがでます。音は正直。

このライブハウスも奥様（画家）の影響が強く空間にあらわれ、ロゴのオリジナルは高柳さんの奥様とのこと。客席にも多くの熱心な女性もいらっしゃいます。「いずるば」ワークショップからも二人。ミュージシャン率も高いようでした。

副作用はこの寒さのためか、かなりキビシイ状況でしたが、最高の雰囲気の中、精一杯演奏させてもらいました。

齊藤聡さんのBlogに紹介されていました。
http://blog.goo.ne.jp/si…/e/75b1a7b6b41474ff10aaf271c5650fc4
曲目は、泰一さんのFBに詳しくあります。
https://www.facebook.com/taiichi.kamimura/posts/1752995008090754