教える・伝える

 

教える・教わる

ワークショップなど「伝える」「教える」ことをやっていると、ふと気がつくことがあります。

結構うまく伝わっただろうな~と満足していても、全く違うように伝わっていたりしてガッカリしたりします。

しかし、それで良いのです。すべては「教わる」側・「伝わる」側が決めることであって、「教える・伝える」側は、「きっかけ」を与えさえすれば良い。

受け取る方・聞く方は、自分の都合の良いように聞いてしまうものです。そう聞こえてしまうのです。自分のその時の関心に引きつけて良い様に解釈します。曲解したり誤解したりも。

それでも良いのです。それが当たりまえ。

逆に、どうでも良いことも珠玉の言葉として受け取り、人生を変えてしまうことさえあるのです。「事実」から「真実」を受け取ることができるわけです。

自分の考えをそのまま伝えようとするには相当な技術・方法・経験が必要です。

そもそも「自分の考え」と言ってもあやしいものです。それが「言葉」になる時の「自分」も、体調や感情、誰が相手か、その時の「事情」で大きく変わります。

では、どうするか?

過度に期待しない、嘘つかない、その場に居合わせた幸運を愛でる、そのくらいで良いのかもしれません。

自分の身体を通ってでてくる言葉を最初に聞くのが「私」くらいに考えて、私はいったい何を言うのだろう?と楽しみにするくらいでOK。ともかくその場で逢っていることが奇跡なのです。

と、自分に言い聞かせて、さて23日は5回目のワークショップです。

年末ですし、(年末を迎えることが出来た!)いままでのまとめもして、来年を迎えたいです。

初めてのかたでも大丈夫です。

予定の内容が終わってから、ゆったりお話が出来ればいいね、とスタッフと話し合っています。

音を意識した生活(音は嘘をつけるのか?など)

根を持つことと羽根を持つこと(矛盾・隙間など)

自分の体・心を所有しない(身体に聴くとは?)

というテーマについて、あらためて話合い、効果について、プロ・アマの違い、経験値、一弦琴実践、即興実践、ゆったり話 という流れを一応想定しています。

今年もあと残り僅か!12月23日(土)は今年最後のレギュラーのワークショップです。皆さまと一緒に、今年を振り返り、来年に繋げていく機会になれば幸いです。是非ともご参加ください!

「音を意識した生活 自分の体、心を所有しないこと 根を持つこと 羽根を持つこと」

(言葉で伝える)齋藤徹の音楽経験から

(実践してみる)創作楽器の一弦琴を演奏して確かめる。
≪ワークショップは興味のあるどなたにも参加いただけます 。皆さまの今の思いや、
取り組みを大切に皆さまらしく参加いただいて、 皆さまらしい何かをさまざまに感じ
たり、確かめたりしていただけましたら幸いです≫

★☆音楽スタッフ主体の実演コーナー☆★

時間 : 15:40-16:30/参加費 : 500円 (実演とふりかえり)

自分の楽器や体を使って、即興を実践してみたい方、一緒にやってみませんか!

ワークショップで気づいたことを確かめたり、最初の一歩になったり。予約時にお申込みください。

《音楽スタッフ>かみむら泰一 鈴木ちほ 大塚惇平》

★☆~第5回 齋藤徹ワークショップ~☆ ★

◆日にち 12月23日(土)

◆時間 : ワークショップ13時~15時半頃まで (開場は12時30分)

◆料金 : 予約2,000円 (当日2,500円)

◆会場 いずるば (大田区田園調布本町38-8) 最寄駅 東急多摩川線「沼部駅」

◆予約・問い合わせ : Email: studio-info@izuruba.jp

電 話: 080-3584-3315 (諏訪)