帰ってきた徹の部屋

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さて、2日目はポレポレ坐です。7月10日(月)

「徹の部屋 Returns!」

ポレポレ坐に徹の部屋が帰ってきます。

私が病気入院している間にいろいろな演奏現場が無くなってしまっていました。それを考えるとこの徹の部屋リターンズ、何と嬉しいことでしょう!数えて42回目。私の音楽史が未来へ繋がったのです。

今回は、親友ミッシェル・ドネダ(ソプラノサックス)とレ・クアン・ニン(打楽器)と私のトリオツアーの一環です。前回の来日の時もポレポレ坐で「こいつぁめでたい大千秋楽」としてやりました。素晴らしい想い出です。それは2011年、地震・原発の影響がまだまだ濃い時期で、来日ミュージシャンのキャンセル、国外脱出などが頻繁だった中のツアーでした。

6年後の2017年7月、彼らが共演30周年ワールドツアーの一環としての来日です。

さて、ポレポレ坐ではどういう趣向にしようか?最もふさわしい迎え方は?

昨年夏、スイスのピアニスト、ジャック・ディミエールさんが来日した時、邦楽・雅楽の演奏家との共演のライブをいくつか作りました。何か大きな新しい波が来ていることを実感させる素晴らしい時間でした。そうだ、これだ!これしかない!

ということで、ゲストがあっと言う間に決まりました。いずれも国内外で大活躍中の素晴らしい演奏家です。邦楽・雅楽(伝統音楽)をやっているという事を軽く越えた意識で、広く大きく現代を、音楽を捉え、世の中に刺激を与えている人達です。

即興音楽を貫いて来たミッシェル、ニン。

出逢い・共演するのは「今」「ポレポレ坐」!

これは「偶然ではなく必然だった」と 将来みんなで話すことになるのです。 (齋藤徹)

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「徹の部屋vol.42 雅楽・邦楽の新しい奏者たちとの共演 伝統と現代はコインの裏表だった!」

7.10 (月)19:00 開場 19:30 開演
ゲスト:田中悠美子(三味線・大正琴・声)黒田鈴尊(尺八)深山マクイーン時田(箏)大塚惇平(笙)
会場:space&cafeポレポレ坐 (http://za.polepoletimes.jp)
住所:東京都中野区東中野4-4-1 ポレポレ坐ビル1F
料金: 予約3,500円/当日4,000円(ワンドリンク付)
予約:Tel:03-3227-1405(ポレポレタイムス社)Mail:event@polepoletimes.jp

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田中悠美子(三味線・大正琴・声)

三味線、大正琴、声など。現代音楽作品の演奏、即興演奏、シアター作品の作曲・演奏・アクト、
演芸パフォーマンスなど、国内外で多彩な表現活動を行う。『まるごと三味線の本』
『schola vol.14日本の伝統音楽 』CD『tayutauta』DVD『Yumiko Tanaka Music Performance』

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マクイーン時田 深山(箏)
https://www.miyamamcqueentokita.com

オーストラリア生まれ。7歳から箏を学び、東京では沢井一恵に師事。新作初演や即興、自作曲や編曲、古典の演奏など、日本国内外で積極的に演奏活動を展開している。
学校公演などを通して、今を生きる楽器としての箏の魅力を伝えようとする。東京芸術大学院音楽研究科修士課程修了。現代音楽演奏コンクール「競楽X」第2位入賞。

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黒田鈴尊 (尺八)
reisonkuroda.com

青木鈴慕、青木彰時に師事。早稲田大学、東京藝術大学、同大学院卒業。NHK邦楽オーディション合格。第2回利根英法記念邦楽コンクール最優秀賞受賞。ブリュッセルARS MUSICAにて武満徹November Steps他、2つの新作尺八協奏曲を初演。
アンサンブル室町、邦楽四重奏団(1stCDはレコード芸術にて特選盤)メンバー。

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大塚惇平 (笙)

ヴォイスパフォーマンスの活動を通して笙の響きの世界と出会う。東京藝術大学音楽学部邦楽科雅楽専攻卒業。
現在、笙、右舞、歌物を豊英秋氏(元宮内庁式部職楽部首席楽長)に師事。
雅楽古典の演奏・研究をベースにしつつ、現代音楽や即興演奏、他ジャンルとの交流を積極的に行う。