「いずるば」ワークショップの実践について
通常、ワークショップというと「実践」と直結してイメージされているものと思います。
体験・啓蒙・気づきなどを目的としてできるので身近で求められているのかとも推察します。
今回の「いずるば」ワークショップの実践は少し違うので混乱されているかもしれませんので、お知らせします。
第1回目、せっかく実践の用意していたのに、定員で今回お断りする方も出てきました。申し訳ございませんがご了承願うしかありません。(チラシにはその旨を書いておりましたが・・・)
今回の目的は、即興の実践を主要目的にするものではなく、4部構成の1部になります。
まず、私の話の内容については前回の投稿に書きました。
では、実践はどうするかというと、今のところのアイディアは私と一対一で5分前後デュオをやり、スタッフの手引きで次の方が入り、一時的に三人になり、一人が止めてデュオになるというのを実践者の数だけやってみようと思っています。
全員一緒とか、半分ずつという方法もありえますが、一対一の方を選びました。個人がより現れてくること、そして、終わった後に「ふるかえり」の時間を大事にして、あそこはどうだった?とか、こう思ったとか、の時間を設けようと思っていますので、その話も具体的にできるでしょう。(観ているひとも一緒に)。
また、実践を観ている時も、普通のリスナーや観客を逸脱して鑑賞することができます。(スタッフの注意をお守りください)。
動いたり、描いたり、書いたり、寝転んだり、およそ実践者を妨害しない配慮があれば何をして観ても・聴いても良いのです。普段でも即興の場合は、聴衆は空気や振動では十分参加しているのです。
ミラーニューロンの使い方や半眼微笑を試してみる機会としては、実践者も鑑賞者も同格に楽しめるでしょう。
観客や周囲の空気・雰囲気で即興が変化することなどもよく経験することです。
即興の実践の要望が多くなってきたらそれに特化した場も新たに作りますし、素晴らしいゲストを迎えての対談・ライブの場も別枠で作る計画も進んでいます。
また、ゆくゆくは、スタッフオーケストラ、参加者オーケストラなどのプレゼンテーションもできれば良いと夢想しています。楽しいだろうな〜。サイトウキネンオーケストラなんちゃって。(ポレポレ坐でやっていたのが「徹の部屋」だし、パクリばかりだね〜。)