昨日午前に始まった抗がん剤点滴注入、いまのところ副作用無し。良かった~。といえども、時間を経って起こることが多く、また様々な副作用があり、自覚できない血液の免疫減退もあるし、細心の注意をしなければなりません。
今朝の太陽は格別でした。小一時間日光浴をしらがらダラダラブラブラ体操で身体をほぐしました。これは本当に嬉しい限りです。日頃日光浴しませんしね。太陽はエネルギーだと実感します。サン・ラーです。お天道様とはよく言ったものです。「お天道様と米の飯はついて回るよ」という唐茄子屋政談(落語)米の飯はついてこないことが有りますが、お天道様は平等です。というか、住んでいる地域によりますが・・・。
入れ替わり立ち替わり来てくれる看護師さんが「まぶしいですね、カーテンを閉めましょう」と言ってくれるのですが、「このままにしてください」と毎回言います。
ヨーロッパの人々が太陽を愛し、すこしでも出ていたら外に繰り出し食事・散歩・半袖を楽しむのは冬が長いからでしょうね。
このお天道様をありがたがって、体操したりお祈りしたり、観ているだけでも病状に効果があると思います、せっかくの地の利です。予定ですとあと4日間、太陽神拝み倒します。思わずサン・ラーの古い音源を聴いてしまいました。意外にジャズ本流ですね。誰に聞いたか忘れてしまいましたが、サン・ラーさんの功績はぐれてしまったり、犯罪を起こしてしまった若者に音楽をやらせたことと言います。エル・システマをずっっっと前から実践していたのですね。エライ!
3種類の点滴を2時間20分で打ち、その後、メインの抗がん剤点滴が46時間。(新たに開発された風船型点滴)
そのため、2週間に一回外来通院して血液検査(1時間半)をし、抗がん剤点滴注入を続けることが出来るようだったら同じ3種類2時間20分、そして46時間用に切り替え、安定したら帰宅出来るというわけです。帰宅後に自分で針を抜くわけなので、そのシミュレーションや実践の練習がこれから始まります。点滴ポートの位置が本人には鏡で見なくてはならないのでなんとなく心許ない。そのため家族にも練習をしてもらうとのこと。(この療法開発以前は毎回2日~3日入院だった、と思えば本当に楽です。)
今回の入院は、点滴ポート設営手術・第1回目の抗がん剤治療実施・副作用を診る・自分で針を抜く練習というところで終了です。予定で行けば火曜日に退院。
オリジナルな療法なので、他の病院にそのまま託す訳にはいかず(特に外国は無理)、地方の他の病院でやってもらうのもムズカシイかも知れない(紹介はできないわけではない、というニュアンス)というのが、人工透析とは違う所。ステファノ・スコダニビオさんや川崎克巳さんは遠征先各地の病院に人工透析の予約を入れて長期の遠征が可能だったとのことです。
あたふたしなさんな、徹クン。
スズキイチロウさんのアドバイス「ノーテンキモードに切り替える」です。
ここまで来ればあとは堂々と悠々と粛々と受け入れるつもりです。手足がしびれようと、髪がぬけようと結構毛だらけ猫灰だらけ。それなりの音楽を作り演奏をしてやるのだ。それで良いのだ。
この治療を半年のスパンでやってみて患部病巣が小さくなった頃を見計らって外科で再手術というのが理想の進行です。ジャンや直毅さんとの自閉症プロジェクト「私の城」ドイツ再演が決まったと言う知らせがあったので(4月~5月)それが1つの目安になり、帰国後再手術という流れが良いのですが、そうは簡単に行かないでしょう。しかし、そう思い続ければそうなってしまうという考えもあります。
タルコフスキー「惑星ソラリス」宮沢賢治「銀河鉄道の夜」にも出てきますよね。「思えば実現する」、「言葉にすれば実現する」ちょっとオカルトですが、それでもいいのだ~。
突然ですいません。
自分もS字結腸癌でペットボトルの化学療法をしております。
自分の場合、白血球の回復が遅いので4週間に1回です。4年目です。
肝臓や肺、甲状腺に転移しており、S字結腸や肝臓癌部分を手術で摘出しました。
疲れやすくなりますが、気楽に生きれれば、自然治癒力に期待できると思います。梅雨の季節には2週間ほど湯治に行きます。
癌は、あと少しで(4,5年で)完治できる病気だと思われますので、
無理をせず気楽に待ちましょう。
コメントありがとうございます。
私は告知から1ヶ月半の新参者です。生まれ育ちのためか「気楽」にするのも「一生懸命・気楽をやる」という感じになってしまいます。
今回は自虐的に言ってもしかたありません。本当に気楽に生きる方法を体得せねばと思っています。(これもダメな態度かも)
そんな性格がこの病気を生んだのでしょうね。
時間はかかるでしょうが、願い続ければ、可能なのだと思います。
あまり普段使いたくない言葉ですが、「がんばりましょう!」