ジャッキーが注目されている様ですので、もう一押しします。
これらは、パートナーの写真家セドリックさん(フランス人)が青森県立美術館で撮ったものです。最後から2番目は「いずるば」で、最後のはアーヘンの市民教会(中世から残っている)です。
青森県立美術館では、シャガールの巨大な幕絵を3点所有しており、もう1点(アメリカにある)を合わせて、空間を囲み、ジプシーの物語「アレコ」を上演しました。いくつかのパートを分担するやり方で、私とジャッキーの担当が終わりの方でした。プロコフィエフが作曲していますが、それとは別物。地元で著名な一輪車の集団も出てきたりしてスペクタクルな出し物でした。
日本では真冬。私はシンガポールから帰国後すぐに青森に行き気温差40℃以上。
アーヘンの中世の教会では、舞踏の工藤丈輝さんとトリオ。この時は工藤さんと弾丸ツアーでした。上海経由フランクフルトから列車でデュッセルドルフ〜アーヘン。
ロンドン留学していたジャッキーのダンスは、話題好きな人々が期待するような所謂「アフリカンダンス」というわけではありません。
休憩中にブラジルを中心に中南米のリズムを聴かせると「それも知っている」「それももちろんあるよ。」全部アフリカにあるとのこと。なるほど。そういう人類史なのですね。特に乗りが良いのがグナワ系のビート。これはジャンも大好き(ジャンはモロッコ生まれ)。
とにもかくにも、ジャッキーは時間が経つほどにエネルギーが増えていくのです。終わりに従って疲れてきて自然に果てるという日本式ではありません。だんだんと振り幅が拡がるのです。それをアフリカンダンスと言うのでしたら、まさにそうです。
今回2回のLIVEです。是非!
9月27日エアジン 竜太郎の四季 ジャッキー・ジョブ with 矢萩竜太郎・庄﨑隆志・かみむら泰一・齋藤徹
10月6日「いずるば」 ロジャー・ターナー/喜多直毅/徹 with ジャッキー・ジョブ+矢萩竜太郎