対蹠点音楽 ブラジル・アルゼンチン

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対蹠点音楽・ブラジルとアルゼンチン

アンティポディス(antipodes 対蹠点)というコトバがなんとなく好きでCDのタイトルにも使ったことがあります。地球上、反対側となる2地点。西と東は出会えるようですが、西が歩み寄れば東は同時に位置を変え、vice verca。そう簡単には会えない。

灼熱の首都圏に帰り次なるライブは、日本の対蹠点ブラジルとアルゼンチンなのであります。一体演奏可能なのでしょうか?出会えるのでしょうか?などと言ってみたい気持ちはいつもくすぶっています。両方共、港 横濱です。

30年前アルゼンチンにトラでタンゴを演奏しに行った時(プグリエーセ御前演奏)、リオで乗り換えブエノスアイレスに着いた記憶があります。なんと近いことか驚きました。国内線感覚でした。言語が違うにせよ、音楽がこれほど違うのに・・・。サンバとタンゴ。

また、その機内で渡辺貞夫さんが流れていたのもよく覚えています。パウロ・モーラとちょっと歌い方が似ていていますね。トッキーニョと貞夫さんの演奏をブラバスクラブに藤川義明さんと観に行ったっけ。スーパーデラックスの階上に住んでいらっしゃるという対比をいつも思い出してしまいます。

リオ・オリンピック開会式で歌ったというカエターノさんは何曲もタンゴを歌っています、彼が理想とする粋な男の見本の1つがガルデルであることはよくわかります。ブラジルミュージシャンによるピアソラ集などもありました。

アルゼンチンからだと、オラシオ・サルガンさんがショーロやジャズをよく演奏、かのオズワルド・プグリエーセさんも「コパカバーナ」を演奏しています。なかなか洒落た演奏です。

地理的に間にあるウルグアイも1つのキーになるでしょう。カンドンベのルーツ・アフリカを考えても興味は尽きません。ピアソラのカンドンベ曲・「Yo soy el negro」「esucalo/鮫」好きですね。タンゴのアフリカの要素をオスワルド・レケーナさんが力説していました。

モニカ・サウマーゾ(ブラジル)とリリアナ・エレーロ(アルゼンチン)という両国を代表する女性歌手の合同コンサートがモンテビデオ(ウルグアイ)であった映像を観ました。ウルグアイの外交官だったヴィニシウス・ジ・モラエスが政情不安のアルゼンチンのミュージシャンを救った、という話をオリヴィエ・マヌーリから聞いたり・・・

ともあれ、

8/12 横濱エアジン かみむら泰一・齋藤徹 「ショーロ&インプロヴィゼイションLIVE」CD発売記念。
http://airegin.yokohama/
Live19:30  ※会場はLiveの30分前 Live Charge ¥2500+drink(¥500~)
U23 ¥1000割引 中学生以下ペットも無料。 予約お問合せ ☆phone 045-641-9191

8/16 モーションブルー横濱 早川純スペシャルキンテート 早川純・喜多直毅・黒田京子・田中康介・齋藤徹。
開場 18:00 開演19:30 100分の間に30分程度の休憩。自由席4000円 ボックス席16000円 プラスシートチャージ4000円 4名様まで
電話045-226-1919 www/motionblue.co.jp

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