ねじ10から一週間

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ねじ10からあっと言う間に一週間経ちました。

12月のうたをさがしてトリオのブッキングをしていて、毎日喜んだり、落ち込んだり(こっちの方が断然多い)の日々でした。返事待ちはほとんど苦行。他の仕事がまったく手に着きませんし、悪い感情がスパイラルして気がどんどん重くなります。「あ~、楽にブッキングできるチカラが欲しい!~」ホントに。こういう時(だけ)「売れている人」が羨ましくなります。

こんなに当ての外れたブッキングも経験したことがありませんでした。世の中が不況なのでしょう。「だからこそ!」の音楽でありたい!と真剣に思います。どのようにバランスを取って行けば良いのかわかりませんが、ともかく実施することにしたところです。スケジュールについてはネットで発表していきます。

またもう一つ気になることがあります。思い起こせば私のツアーブッキングはほとんどの場合、外国からの友人と一緒のツアーでした。そんなマレビトがいるからツアーブッキングできるということもあるのでしょうか?私としては外国の人がいようがいまいが全く変わりは無いのですが・・・

そうでないことを願いつつも、ちょっと気になりました。

京都の「ねじ10」は楽しくできました。吉祥寺のスタジオでリハーサルをして、そのままみんなで新幹線移動。これは思った以上に楽でした。あれよあれよという間に到着です。普段1人で新幹線移動するときなどは、心の準備にかかりっきりで(結局、入らない心配なのでしょう)移動だけで一大イヴェントです。

しかし今回のようにみんなで移動すると、楽しい内に着いてしまいます。最大の課題はコントラバスをどこに置くかです。それもみんなでいるとそれほど苦にならない。しかも本日は移動のみなのでワインなど呑んでしまいました。

ともかくコントラバスの移動に関して積年の「トラウマ」があるのでしょう。都内移動でさえ、電車に乗るときは、私が活動を始めた40年前は、「手回り品切符」というのを買わねばなりませんでした。それは隣の駅に行くのも、博多に行くのも同じものです。他社に乗り換えてもOK。(結局意味ないわけです)つけてないとかなりの頻度で改札で止められ、買ってこいと言われます。乗り換えの度に言われます。そして、手回り品切符を扱っている窓口が遠く離れていたりします。コンバスを持ちながら窓口をさがして右往左往。それだけでも十分トラウマになりました。

京都駅に着いて、ワイワイとみんなでタクシーに乗ろうと言う段になって少し不安がカムバック。京都のタクシーは需要過多のためにかなり不親切なのです。このごろは修学旅行で1日チャーターだのが流行っています。結局コントラバスを載せてくれない。そんな中での解決は京都MKタクシーのワゴンを予約しておくこと。京都MKタクシーは親切なため?他のタクシー会社と確執があるのか、駅前の自社ビル内でしか、待機できないのです。それも酷いな~。本来は小型タクシーでも助手席がリクライニングできて、運転手席の後ろに大きなボードがなければ載るのです。しかも人間二人も一緒に。そんな時代も過ぎていきます。

今回はMKを予約しない内に移動してしまいました。やはり、酷い言われ方でタクシーの拒否にあいました。ビックリするみんなを説得し、地下鉄で移動。

すばらしい夕食を経て、そんなイヤな出来事も忘れようとします。

そして本番。この会場はかつて岩下徹・黒沢美香さんとトリオでやったことがあるところでした。今回その岩下さんがお客様としていつもの笑顔で開場待ちの列に並んでいました。いや~ありがとうございました。

FBのシェアでこう書きました。

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打ち上げはうって変わって大騒ぎでした。飲み放題を良いことにわたしも痛飲。ディエゴママから「徹さんはこのくらいの方が良い」とこんなサングラスを頂きました。一次会で脱落したのですが、このサングラスをかけてホテルまで戻りました。世の中ハッキリ見えないくらいのほうが良いのです。そう言えばかつて演劇の音楽をやっていたときにも、俳優の一人に「テッチャンはサングラスをして目が見えない方が良いよ」と言われたことを思い出しました。一恵さんのサングラスを思い出します。

雨模様の翌日、地下鉄駅までの雨を考慮して、MKの予約をしてもらったのですが、ワゴンが予約でいっぱい。そこで「介護タクシー」が代わりにやって来ました。新幹線も11号車を予約しました。ここは障がい者席があったり、多目的室があったりしてデッキが広いのです。こうやってみるとコントラバスを持っての移動は障がい者の生活を体験できるということになります。

コントラバス移動は1日の何時間で済みますが、障がい者は一生です。本当に頭が下がります。

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