週末の森田志保「ねじ10」公演のためのリハーサルが佳境に入っています。
ねじシリーズとは宣伝文句によると:
現代日本のフラメンコを発信し続ける舞踊家 森田志保がフラメンコの枠を越えて旅するシリーズ「ねじ」。踊るということの原点を持って、感覚の旅に出る。
共演は、鬼才コントラバス奏者の齋藤徹、様々なシーンで
活躍中の喜多直毅。二人の実力経験とも兼ね備えた個性派の
演奏家に、情緒溢れる唄、フラメンコのDIEGO GOMEZが加わる。
即興を中心に、それぞれの間で様々な世界が現れ始める。
ということです。
私は「ねじシリーズ」は早4回目となります。
「ねじ8」でドイツ人コントラバス奏者セバスチャン・グラムス、スペイン人歌手ディエゴ・ゴメスとともに、「ねじ9」「うらねじ9」ではジャン・サスポータス、喜多直毅と共に演奏、それぞれ強烈に記憶に残る会でした。その過剰な分があればこそ、先に繋がっているのだと思います。踊りと音が「その先」を求めています。我々はそれに従うのみです。
そして今回は喜多直毅、ディエゴ・ゴメスとの共演になります。
いままでの共演からの収穫を元に案を練っております。
スペイン古楽の「ラ・フォリア」
ガルシア・ロルカ採譜によるスペイン民謡集から4曲
エストレージャ・モレンテのレパートリー(マイケル・ナイマン編曲)から「le dia a la caza alacance」
あっと驚くアンコールも用意しています。
その他の部分では、一見フラメンコから逸脱を試みるような場面も多いと思います。
しかし、
志保さんはフラメンコから逃げるのでも、距離を置くのでもないのです。
結果としてフラメンコから逸脱していてもフラメンコをどうしようもなく愛してしまう。
かえって「フラメンコ」の方が森田志保を追っかけてくるのです。
<会場>
京都芸術センター
西館1F フリースペース
http://www.kac.or.jp
〒604-8156
京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2
◆「ねじ10」公演概要
<日時>
9月5日(土)
開場18:00/開演18:30
<お申し込み先>
Mail
t.miyako.girasol@i.softbank.jp
giralda@i.softbank.jp
Tel
080-4820-3621
<チケット料金>
4,000円
<主催>
KFH(みんなで京都にフラメンコを広める会)/トルニージョ
<共催>
京都芸術センター
◆お問い合わせ
KFH(みんなで京都にフラメンコを広める会)080-4820-3621
トルニージョ 0422-20-5898(TEL&FA