以下、FBに書いた記事を二つコピペします。
1:
人間は変わることができる、と信じよう。音楽や音に関わって生きているなら、音楽や音で自分を変えていかなくっちゃ、と思います。
この40年間、引っ込み思案や、嘘つき、謙虚を装った逃げ、などから少しずつですが、音を通して変えて来ました。それは音を通して会えた人によって変わることができたとも言えます。
昨日は、マコ・クベックさんという「明っかる〜い」ダンサーとの初共演でした。私は、黄色いシャツを着て、ミラー・ニューロンを大活躍させて、わたしのなかのあっかる〜い部分を引き出しました。楽しゅうございました。
本日は、かみむら泰一さんとのデュオ@茶会記です。
ショーロやオーネット、二人のオリジナルやインプロをやります。どうぞよろしくお願いします。
20:00開演
http://gekkasha.modalbeats.com
新宿区大京町2ー4 (四谷三丁目駅より徒歩3分)
03ー3351ー7904
2500円+オーダー
2:
炎天下のデュオでした。私には珍しく毎日の演奏が続きます。しかも振れ幅が大きな演奏ばかり。(LIVEペインティング・ダンス・聾者との演劇・ベースアンサンブル・バッハなどなど)
プラス連日の長距離ドライブ・駐車場探しの困難ですので、演奏しているか、運転しているか、寝ているかです。しかもコンピューター不調という最大のメンタルストレスも抱えちまっています。
フウフウ言いながら茶会記に到着、奥の部屋からサックスを練習する音。すぐにリハです。本日はピシンギーニャのショーロ4曲、お互いのオリジナル、オーネットコールマン、インプロという盛りだくさん。
ピシンギーニャからリハを始めると周りの空気がホンワカして本当に助かりました。実に豊かな音楽です。「これでいいのだ」いや「これがいいのだ」いや「これこそいいのだ」という肯定感にあふれ幸せになります。よかったよかった。音楽に救われる日々です。
かみむらさんは1920年代製造のテナーサックスをいろいろな経緯を経て本日使用。現代のサックスにはないキーがついていてそこを開けると音の雰囲気が変わります。エリントン楽団などはこの種のサックスを使っていたのだと教えてくれました。
楽器のこまかな素材にこだわり、曲を研究し、本番では何も考えないという方法は私の好むところでもあります。早めにリハが終わったので、近所のレストランを紹介してもらいました。濃い味の庶民的中華なのですが、モーツアルトのシンフォニーがかなりの音量でかかっていて、おまけにフジテレビもかかっているというなんとも不思議な空間でした。そろそろ官邸前には人々が集まり始めているころです。
ミュージシャン率の高い客席でした。オーストラリアからハープ奏者のメアリー・ドゥマニーさんもたまたま来日中。彼女とここで演奏したのが1月の雪の降る日でした。本日は道路上は40℃!
早めに失礼し、心身ともにほとんど限界に近いので高速をおごります。
そして本日は連続演奏の最終日。小金井公園たてもの館吉野家でのソロです。
浴衣着用で入園料も割引き!天候によっては屋内でやるか、庭でやるかを決めます。
TERATOTERA 小金井公園 たてもの館 吉野家にて
http://teratotera.jp/event/sf2015/
2つのソロ
17:30 齋藤徹(45分)
18:15 休憩・転換(15分)
18:30 八木美知依(45分)