いっぽはみだすために 特別企画(1)

May-omote May June-ura

 

再び「いっぽはみだすために」(1)

もう一つのインプロヴィゼーション・いっぽ はみだすために ( 日・独・仏 ダンスと音楽と・・・)

昨年9月にダウン症のダンサー矢萩竜太郎と私がドイツに招かれ4都市で公演をしました。その時のドイツ側の共演者がジャン・サスポータス(ピナバウシュ舞踊団ソロダンサー)、ウテ・フェルカー(アコーディオン)、ヴォルフガング・ズーフナー(チューバ)さんでした。大好評でツアーを終えましたが、その時の高揚が収まらずに再会を熱望、ドイツ文化センター(ゲーテ・インスティテュート)の助成も得られ、待望の来日をすることになりました!

私が即興をはじめた30年前には想像も出来ないくらい即興が「流行って」います。なんちゃって即興から何でもあり即興まで種々雑多です。

即興の歴史が深く社会で認められているドイツからの3人は、ジャンはダンサー、ヴォルフガングは俳優も兼ね、ウテは音楽教師を兼ねています。ドイツでの聴衆と3人の表現者は、ダウン症のダンサーとの即興に「新たな視点」と「新たな自分自身」を共演を通して「発見」しました。そんな意味を込めて「もう一つのインプロヴィゼーション いっぽふみだすために」とタイトルを付けました。

矢萩竜太郎さんとのセッション、ろう者庄﨑隆志さんとのセッション、昨年上演して好評だったオペリータ「うたをさがして」再演(ことば:乾千恵、作曲:齋藤徹)、音楽家、ダンサー、画家、とのセッション、障がい者施設でのワークショップ、公演など多種多彩なプログラムが出来上がりました。

みなさまとご一緒に「いっぽふみだしはみだし」、驚きと発見にあふれた空間を共有したいと思っています。

是非、ご来場のご検討くださいますようお願い申し上げます。

注:「いっぽはみだすために」という言葉は3月末に亡くなった詩人渡辺洋さんの最後の詩から拝借しました。

ふりかえるまなざし   渡辺洋
いっぽ ふみだすことや はみだすことでうつくしさは はじまるゆたかさや じょうほうに おぼれてたゆたっている きれいさがうつくしさに かわるのは そのときいまが そのときねばりづよく

この写真のチラシが刷り上がりました。(デザイン:齋藤真妃)
チラシ配布、撒布にご協力お願いいたします。

ご協力頂ける場合は、必要な枚数、送り先をメールなどでお知らせくださいますようお願いします。

何卒よろしくお願いいたします。

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