金石出さん

クッ

 

フォローしているFacebookからこんな映像の紹介が有り、ビックリたまげました。

Facebookのコメントをまとめておきます。

 

 

この映像にはビックリたまげました。20年前の韓国の金石出一族(巫族・シャーマン)のクッ(祭り)ですが、何と、私と沢井一恵さんが踊っているのが映り込んでいます。いったい誰が撮ってアップしたのでしょうか・・・この時はジャバラレーベルの森田純一さんもいたはず。一週間近くつづく祭りで、金石出さんたちと雑魚寝でした。ここでチャンゴを叩いているのはキム・ヨンテクさんですが、石出さんが叩くと「場」がフ〜っと浮き上がる気がしました。

「音楽」を疑い、ことばを疑い、信じることを疑っていた「ポストモダン」な若造でした。「効果的」な演奏に熱中し、かつ、心の奥では辟易していた当時の自分に大きなレッスンをもらいました。人の行為としての音楽、自己表現ではない音楽を学びました。効果的で無くとも気持ちを込めて演奏することこそが大事。

そんな「基本的な」「健康な」音楽を学んだのでした。

・・・・・・・・・・・・・

森田純一さんがプライベートながら大量に撮っています。22年前のユーラシアンエコーズ第1章にもゲストででてくれました。玉川高島屋でのセッションは客席が有名人だらけでびっくり。ピットインでは立ち見がたくさん出ました。最後の一振りでチャンゴの皮を破いたのも素敵でしたね。地方へ一緒に行った時も、日本語で挨拶すると言ってそればっかり考えていたり、いろいろと占いをしてくれたり、想い出は尽きません。CD「無翼鳥」では私はソクチュルさんとダブル銅鑼をやっています。CD「神命」が大評判でそれがきっかけで「ユーラシアンエコーズin Seoul」を中央日報ホールでやり、金石出・安淑善・李光寿・李太白・齋藤徹・沢井一恵・板橋文夫の公演はCDにもなっていますが、きれいな映像も残っています〜。

・・・・・・・・・・・・・・・

そして金石出さんに感謝を込めて「Stone Out 」を作曲しました。(Koto Vortexの委嘱)金石出さんのお名前を英語にしただけです。石=Stone 出=out。次のような演奏歴があります。私の代表作ということになるのでしょう。

CD「Stone Out」(Koto Vortex・齋藤徹・黒田京子・伊藤啓太)、神奈川フィルハーモニックオーケストラ版(徳永洋明・齋藤徹・沢井一恵)、オンバク・ヒタムもう一つの黒潮版(螺鈿隊・田中泯・齋藤徹・瀬尾高志・内山和重)、ユーラシアンエコーズ第2章(元一・姜垠一・許胤晶・姜泰煥・齋藤徹・螺鈿隊・沢井一恵・喜多直毅・ジャンサスポータス・南貞鎬)、20年目のストーンアウト(セバスチャン・グラムス、齋藤徹、丸田美紀、松本泰子、黒田静境、荒井実帆)

など。

次はどんな形でやるのでしょうか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です