茶会記セッション
かみむら泰一さんとのシリーズにジャンさんが特別ゲストという形で行われました。
まずは恒例のジャンさん体操からはじまります。店主も随時参加したり、和気あいあいでした。各々の身体の弱点が曝かれてきますが、身体は確実に歓んでいますね。出来ないのにアハハハハと笑っちゃう感じです。
第1部はピシンギーニャのショーロを泰一さんと私のデュオでした。泰一さんはどんどんとショーロの深みにはまってきていて半年前にショーロを始めたとは思えない充実ぶりです。いままでの修練とミュージシャンシップ、真面目さの裏に潜むそこはかとないユーモア、音楽を愛する気持ちや願いが良い感じで作用しているのでしょう。演奏性が高く、演奏自体が楽しくて一曲一曲が長くなりカットした曲もありました。
私の譜面はA3サイズ、泰一さんはA4サイズでした。老眼のなせる技です。ハイ。
第2部はジャンさんが登場。せっかくなのでジャンさんと泰一さんのデュオから始めてもらいました。ジャンさんの気配を感じながら自己表現に陥らないように慎重にやっている様子が良い感じです。しばらくするとジャンさんが泰一さんの襟首のあたりを持って舞台中央へ誘います。一気にステージ上での身体性が上がり場に動きがでてきました。私も加わりインプロが進みます。かなり際どい演奏からユーモアタップリの場面などが現れては消えていきました。私は半眼微笑を試みつつ演奏を楽しみました。
第1部ショーロが身体に残っていたのでしょう、サンバがでてきたり、ロリンズの「Don’t stop the carnival」がでてきたりでした。そうです、カーニバルを終わらせてはイケマセン。
高揚したまま幡ヶ谷のモンゴルレストラン「青空」で瀬尾高志さんと旧交を温めました。