カムルル・フシン ワークショップ
吉祥寺のアムリタ食堂3階、カムルル・フシンさんワークショップに参加してきました。
温和な笑顔、平和を愛する志が見えるようでした。こういうソフィスティケーションはアジアならではかな、と思いました。シュトゥルム・ウント・ドランク(疾風怒濤)のドイツ行ったり来たりの2ヶ月の後は、秋の夕暮れの逢魔が時のようでした。
「音楽は、みんなが出会い、確認しあい、認め合うもの。一緒に音楽の時を過ごしながら、その人の悩みや不調を分かり、それを治していく」というような話の時は真剣な目をしていました。昔は、治療は、音楽の大事な要素でした。そして今、音楽のチカラを治療にという方法が再び採用されようとしています。アニミズム・シャーマニズムは遠い話では無いのです。
個人の表現としての音楽から遠いのですが、人間の行為として音楽をやっていれば、中には天才的な人もでてくるでしょう。音楽による立身出世・スター意識から逃れることができる、みんなの代わり(代表)として音楽にたずさわる、そんな健康な状態を思いました。
海流の中にある沖縄・韓国・東北はシャーマニズムが強く残っています。ノロ・ユタ・ムソク・・・
会場で求めたCDにはザイ一家と演奏したガザールやアスリも入っていて懐かしい気持ちです。最後のトラックでは西洋音楽とのセッションも入っていました。(ケンブリッジ録音)
5日のリハーサル、6日の本番楽しみです。音楽の役割のことを忘れずに臨みます。
◎日時:2014年11月6日(木)19:30-(開場19:00)
◎会場:space&cafe ポレポレ坐(東中野)東中野4-4-1ポレポレ坐ビル1F
◎出演:カムルル・フシン、齋藤徹(Cb.)、さとうじゅんこ
◎料金:予約3,000円/ 当日3,500円(1ドリンク付) *定員100名!お早めに!
◎ご予約・お問合せ:ムティアラ・アーツ・プロダクション
◎企画・制作:ムティアラ・アーツ・プロダクション 上原亜季