10月19日 Double the double bass in Japan 2014@Izuruba

Double the double bass in Japan 2014

第九回
10月19日(日)
ホーム、「いずるば」です。ゲストは堀川久子さん・山上渡さん・矢萩竜太郎さん。堀川さんとは、2年前のバール・フィリップスツアーの時に初めてお目に掛かりました。バールさんにとってその時のツアーは、最後の日本ツアーになるかもしれない、ということでバールさんの思い通りのツアーにするべく、オーガナイズを進めました。バールさんが強く要求したことはほとんどありませんでしたが、堀川さんとの演奏をやりたいとは初めから言っていました。

私も長年ダンスとのつき合いがあります。ダンサーは音楽を誤解しているのでは、と思うことがちょくちょくあります。無意識のうちに、音楽は、ダンスを引き立てるものとして考えている人が多い。実は、それはダンスにとって大きな損失です。音楽がダンサーの身体に染みこんでいかないのです。ダンスの構成のタイムキーパーとしての音楽、効果音としての音楽、それは両者にとって良いことではありません。

堀川さんとバールさんのデュオはとてもすばらしかったです。音がダンサーの身体に確実に染みこんでいました。決して効果音でもなく、タイムキーパーでもありませんでした。

山上渡さんは新進気鋭の美術家です。今回は無理を言って総合チラシのデザインもやっていただきました。私の娘と渡さんの妹(美術家になりました。)が高校の同級でした。私が大学で講義をしていたときに渡さんと妹さんが一番前の席に座り(所謂モグリで)熱く反応していたことがありました。その晩、高揚した兄妹は呑みに行き、最終電車を逃し、ゴールデン街「ナグネ」で呑み明かしたそうです。何年か後「ナグネ」で兄妹の個展を開催する場所になったということですから、世の中面白いものです。

矢萩竜太郎さんは、十番勝負でお馴染みでしょう。これを書いているのは、彼とドイツへ行く飛行機の中です。後部座席の彼の明るさがCAも巻き込んで何やら楽しそうです。

竜太郎さんにとっては、十番勝負後の初めの公演になります。帰朝報告も含め、彼の変化、彼を通しての私の変化、堀川さん・山上さんとの相性、いろいろと楽しみです。

10月19日(日)19:00open / 19:30start
(ご注意!かつて16:00開始と情報が流れたことがありました。)

会場:いずるば(http://izuruba.jp
東京都大田区田園調布本町38-8 *東急多摩川線「沼部駅」より徒歩5分
出演:セバスチャン・グラムス(コントラバス)・齋藤徹(コントラバス)
矢萩竜太郎(ダンス)堀川久子(ダンス)山上渡(絵画)
料金:予約3,000円 / 当日3,500円
予約:Tel:080-3584-3315(いずるば) Mail:studio-info@izuruba.jpDSC03815 DSC03816 DSC03821 IMG_1697 のコピー IMG_2488 IMG_2507

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