日にちが前後してしまいましたが、徹の部屋2デイズの報告です。
酷暑+気ぜわしい日々が続く中、ポレポレ坐での喜多直毅さんとの2デイズがありました。
初日は直毅さんとのデュオインプロビゼーション「明」リリース記念。2日目はブラジル音楽グループ「MESA」での演奏でした。全く違う音楽ですが、私たちはなんの違和感も無く、いや、それどころか、両方とも自分にとって必須な音楽として演奏しています。
直毅さんとのインプロデュオは、場も数も増え、ちょうど一区切りだな、と思ってキッドアイラックホールでのライブを録音し(市村隼人さん録音)板谷諭史さんに美術・デザインを頼み、録音から1ヶ月でCD盤にしてしまいました。編集もせずに、CD用にほんの少し音を整えただけです。同じ人とのインプロを長くやると、あまり変わりは無いような印象と正反対に、驚くほど内容は変わっています。現時点でのアリバイは残そうという動機です。
当日もいつものように粛々とインプロを紡ぎました。アコースティック楽器2本だけのシンプルなステージです。虚飾も見栄も入る余地はありません。丸裸。シンプルであればあるほど良いのです。「効果」に血道を上げる人よ、わっかるかな~?わかんないだろうな~。イエ~イ。シャバダバ。
髪の毛を見ると二人とも白く、立派なニッポンの頑固オヤジですな。美術デザインの板谷さんパートナー峰子さんが所用も有り旭川から駆けつけてくれました。2デイズなので私は楽器を置いておけたのでめずらしく打ち上げに参加できました。嬉しかった。
そして、翌日はブラジル音楽でした。(個人的には午前中に母の納骨式をすませて向かいました。)何も申し上げることはありません。すばらしい音楽です。演奏曲だけ書きますね。このレパートリー、分かる人には私の趣味・嗜好が丸見えでしょうね。毎日やれ、と言われると無理ですが、たまにやるにはただただ素晴らしい音楽です。
1部
Canta canta canta mais
Lamento
Olha Maria
Beatriz
Meditation
街 ベースソロ
Modinha 歌ソロ
Voo mosca
Retorato blanco e preda
Felicidade
2部
Eu sei que vou te amor
Chega de Saudade
E tu amo
Apanhei te Cavaquinho
Sabia
エルメートパスコアール作品 バイオリンソロ
ジャコーに捧げた作品 ギターソロ
Imagina
Corcovado
Carinhoso
desvairada
アンコール
Se todos fossim