十番勝負 3回目 追加

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竜太郎10番勝負!第3回目は個人的に言って、さまざまな局面が立ち現れました。

 

竜太郎さん・武元さんを囲むように楽隊がワルツを奏でながらグルグル回るシーン。

思い出せばこれは劇団太虛(TAO)の「ダナイード」のシーンでもありました。結婚初夜に相手を殺してしまって、底の無い桶で一生水を汲むという罰を得た話です。初演時は小鼓の久田舜一郎さん・ピアノの黒田京子さんに参加してもらいました。この時は、妊婦が大勢で円舞をするというシーンでワルツを作曲したのでした。

 

楽器を置いて寝っ転がってしまうことは最近のベースアンサンブル弦311でもやりましたが、ずいぶん前に元藤燁子さん(土方巽夫人・アスベスト館)と工藤丈輝さんと熊本現代美術館でのパフォーマンスの時、即興的にやったのが最初かと思います。ジェームス・タレル作の天井を見上げながら三人で寝転びました。

 

銅鑼を顔の前で捧げ持つカタチはアスベスト館とアバカノビッチとのワルシャワでのコラボレーションの時の振付でした。「いずるば」では高志さんが「月」を表すために銅鑼を示したのですが、すかさず私がポーランドのカタチをしました。10名以上の舞踏家が目玉おやじのように並んだ姿は印象的で当地の新聞に大きく載りました。

 

この時の美術担当の人によると、この銅鑼(韓国のチン)の大きさは最終形であり、大きさを変えると音も悪くなるということ。数が足りなくなり彼が作ろうとしてもどうしてもうまくいかなかった、というエピソードを印象強く覚えています。

 

人生を総動員して十番勝負!に関わっているのだな~、、、、なんちゃって。

 

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