ダンス!ダンス!ダンス!コントラバス!@いずるば
お察しの通り、小説のタイトルになるのを避けて最後にコントラバスを付けました。なにかが「いずる」場を願って作られたスタジオで着実に何かが生まれ始めています。日本で唯一の気の道クラスがあり、ダンスクラスも始まりました。何より竜太郎さんのダンスの場としていろいろな人を巻き込んでケミストリーが起こっています。
この日は、いずるば家族の事情があり、特別な日でした。普通であろうと特別であろうとLIVEは進みますが、演じる側の心中は違います。思い起こせば2ヶ月前もここ「いずるば」でオペリータ「うたをさがして」の初演が特別な事情の中行われたのでした。こういう一つ一つの特殊と日常が場にも人にも蓄積されていくのでしょう。
少人数即興セッションの時によく使う方法でこの日も始まりました。全員が椅子に座ります。(椅子さばきにかけては35年のジャン!がいればこそ安定します。)3種類のデュオダンス・私は自由、その後、全員参加、合計1時間ほど、という方法でした。レッドベリースタジオの時は3種類のデュオの中に私も入っていて、無音のデュオダンスもありました。ダンスも演奏も同格なのです。竜太郎さんはいつものように(以上に)飛ばしていました。そして終演後楽屋で突っ伏して泣いていました。