「花よりタンゴ」なんですけど・・・

ブエノス・アイレス1 JOJO レケーナ1 pugliese007 JOJOレケーナ3005

いや~チラシどおり、本当に春爛漫・桜満開ですね。

 

この企画を立てている時は寒い寒い時期でした。

 

「花よりタンゴ」なんてキャッチを考えている時もストーブ全開でした。

 

事務も慣れてくると、こういう想像力が働くものですな。良いんだか、悪いんだか・・・

 

 

 

 

 

自分の演奏する音楽ジャンルを信じることが出来る人はつくづく幸せだな~と思います。

 

 

 

身の回りにも多くいますね。ジャズを、タンゴを、即興を、クラシックを、邦楽を、フラメンコを、ブラジルを、ファドを、アフリカを、アラブを、韓国を、東南アジアを、そしてさらにそれぞれの特定な部分だけを信じている人さえ。彼らは迷うことはありません。それをやるのみです。演奏する場所も、集める情報も、応援してくれる人達も、わかりやすい。「より本物」を探して行くのです。

 

 

 

思い起こせば、私にはそういう傾向は初めからありませんでした。即興は多くのジャンルをまたがっていて、何故音楽をやるのかという問いを含んでいるので「信じている」と言えますが、即興はジャンルと呼びたくありません。私に恵まれたのは、それぞれのジャンルのエッセンスのような方々に多く会うことが出来たことです。エッセンスな人は、皆、こだわりなく、オープンで、異端で、誇りを持ち、そして謙虚でした。

 

 

 

 

 

さあて、明日のキッドアイラックホールでの「花よりタンゴ」。

 

 

 

古典タンゴ、南米のフォルクローレ、ピアソラもやりますが、それだけでは気持ちが収まりません。加えたのがファリャやロルカであり、クルト・ワイルでありオリジナルであり、賛美歌なのでしょう。

 

 

 

歌謡性やダンスの身体性を演奏しながら感じたいというここ数年の信念もあり、じゅんこさん、ジャンさんの揃うこの日を選んだわけです。この人選・選曲が「私」なのですね。ガットベーストリオについてはいままでずいぶん書きました。

 

 

 

そんな私が西洋楽器のコントラバスを弾いているという根本的な問いを、演奏することですこしでもほぐそうとしているわけです。メンドクサイヤツデス。

 

 

 

でも明日の音楽はメンドクサクないです!楽しいです!

 

 

 

4月2日(水) 明大前キッドアイラックアートホール http://www.kidailack.co.jp/「花よりタンゴ」
19:00開場 19:30開演 予約3000円(学生2500円)当日3500円(学生3000円)
withさとうじゅんこ(歌)田辺和弘(コントラバス)田嶋真佐雄(コントラバス)
予約 電話:03ー3322ー5564 メール:arthall@kidailack.co.jp

 

 

 

写真は、1986年ブエノスアイレスでのマエストロプグリエーセと。

もう1人のオスワルド、レケーナさんのレッスン。(高柳昌行さん・ヤヒロトモヒロ3) 

 

 

 

 

 

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