オペリータ「うたをさがして」メンバー紹介(4)

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オペリータ「うたをさがして」メンバー紹介(4)

ジャン・サスポータス(ダンス)http://www.jsasportes.com

 

1952年 カサブランカ生まれ。バレーボールナショナルチームに所属。マルセイユで数学・物理・哲学を学ぶ。75年パリでモダンダンスを始め、79年ピナ・バウシュ舞踊団のソロ・ダンサー、ピナカンパニーの最初期からの重要なメンバー。ピナの精神を引き継ぐことができる数少ないダンサー。世界中の劇場で踊り続け、ピナの代表作「カフェ・ミュラー」での幕開けからの椅子を片付ける即興的なダンスは彼の独壇場、35年間350回以上公演におよぶ。ペドロ・アルモドバル監督「Talk to Her」(アカデミー脚本賞、ゴールデン・グローブ外国語映画賞)の冒頭でカフェ・ミュラーが使われ、「世界で一番哀しい顔の男」と評される。ヴィム・ヴェンダース監督「ピナ 踊り続けるいのち」では、愛犬スロッギーと出演、ユーモラスなシーンで話題になった。

 

’96年独立。その後ピナの主要レパートリーでのゲストソロとして出演を続けている。現在は、自らのダンスグループ「カフェ・アダダンスシアター」を結成、俳優、オペラ演出、振付家、ワークショップなどで活躍している。合気道から派生した「気の道」をマスター。日本文化全般に造詣が深いく、日本では東工大の客員教授やワークショップ(セッションハウス、大野一雄舞踏研究所、いずるばなど)の依頼が絶えない。

 

2006年以来の毎年のような齋藤徹との日本デュオツアーは多くのミュージシャン、ダンサー、聴衆、ワークショップ参加者との出会いをもたらしますます大きな評判となっている。フランス・ドイツ・ベルギー・コロンビア・韓国などでデュオツアー・デュオワークショップを行っている。震災直後にも来日、多くの感動を生んだ。2012年3月11日にはブッパタールで震災1周年企画「賢治を探して」を上演、喜多直毅、齋藤徹、皆藤チカコ等参加。ユーラシアンエコーズ第2章、ベースアンサンブル弦311との共演も大好評。聾やダウン症のダンサーとの共演も齋藤とともに継続中。2013年大スキャンダルになったデュッセルドルフオペラ「タンホイザー」の振付も担当。

 

地元ブッパタールでは、ペーター・コヴァルトと長年デュオを続け、ブッパタールインプロヴィゼーションオーケストラにも参加。ハンス・ライシェル、グンダ・ゴッチャークなどともデュオで公演。無類の音楽ファンであり、自ら立ち上げたカフェ・アダ(カフェ・バー・小劇場)ではブエノスアイレスからダンスの先生も呼び、毎週タンゴナイトを開催、遠くはオランダからも参加する名物企画。(もちろんタンゴダンスを踊ることも出来る。)

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