♦会場:「綜合藝術茶房・喫茶茶会記」(新宿区大京町2-4, 1F)http://gekkasha.modalbeats.com
♦出演:Jean Sasportes +齋藤徹(コントラバス)・田辺和弘(コントラバス)・田嶋真佐雄(コントラバス)
♦時間:19:30open / 20:00start
♦料金:予約3,000円 / 当日3,500円(ワンドリンク付)
♦予約先:TEL:03-3351-7904 Mail: sakaiki@modalbeats.com
コントラバホトリオとダンスソロでピアソラ!
コントラバス3本でピアソラ、これだけでも珍しいでしょう。しかも全員ガット弦。往年のタンゴ録音を注意深く聴いている人にはこの音こそ懐かしいでしょう。この誇らしいガット弦のコントラバホがいくつものタンゴ黄金時代・不況時代を支えてきたのです。
ダンスソロでピアソラ、これも珍しいでしょう。コンテンポラリーダンスカンパニーで男女ペア以外のタンゴダンスが最近でてきたようですが、ソロダンスだって当たり前と私は思っていました。乾千恵著「七つのピアソラ」(岩波書店)の出版記念ツアーで、オリヴィエ・マヌーリのバンドネオンと私のベースそしてジャン・サスポータスのソロダンスという千恵の輪トリオでツアーをしました。このトリオの編成もかなり特殊に思われましたが、とても自然に流れていきました。
時はめぐって、それぞれがいろいろな体験を経て、今回コントラバホトリオ+ダンスソロが実現します。
なんでいままでなかったの?と言われるようになることを願いつつ、演奏・ダンスをします。
ジャンはブッパタールにカフェ・アダを作りました。そこでは毎週タンゴの日があり、遠くはオランダからも踊るために人々が集まっています。普段着の老若男女が踊り明かします。ジャンとパートナーの出会いもこのタンゴダンスだったそうです。もちろんジャンは男女ペアのタンゴダンスを踊ることが出来ますが、今回はソロです。スティングのthey dance aloneという曲は、拉致され消されたであろう子供達を探してブエノスアイレスで毎週集会を持つ親たちのことを歌ったと聞きます。ジャンのソロタンゴダンスは、地球と踊るというシーンも毎回深められています。
ピアソラファン、コントラバスファン、ダンスファン、のみならず多くの人々のご来場をお待ちしています。
演奏予定曲はすべてアストル・ピアソラ作曲。アディオスノニーノもリベルタンゴもなく、ピアソラを聴き込んだ人をうならせるであろう渋い選曲ですが、初めての人にも充分楽しんでいただけると信じております。
デカリッシモ
ロ・ケ・ベンドラ
コントラバヘアンド
ルンファルド
チキリン・デ・バチン
ラ・ムーファ
ブエノスアイレスの秋
ラ・カージェ92
ビジュージャ
コラール
エスクアロ