北海道2
映写用のプロジェクターとMacBookの相性が悪かったり、車が雪道で抜けなくなったしましたが、知恵と力で乗り越えています。ワークショップ2日目も無事に終了しました。
1日目にはジャンさんの通訳を積極的にやったのですが、2日目ほとんどしませんでした。2日間続けて来ている人も何人もいるし、ダンサーやダンス経験者が多かったという理由もありました。何人かの参加者には多少の不便はあったのでしょうが、ジャンさんのことをその分しっかり観て、直接的に感じているようなのです。ミラー・ニューロンです。聾のダンサー庄﨑さん・南雲さんとの打合せの時、通訳がいなくても出来た経験もありました。外国の歌を意味がわからないのに鑑賞できて感動できて、ということとも関係しているのかも知れません。そして通訳抜きの方がジャンさんのコミュニケーションのリズムを切ることがないので「流れ」がスムーズです。
音と身体のパートでは、その話から入りました。さまざまなジレンマや悩みを抱えた人にヒントになったようで終わった後何人も感想を頂きました。こちらもウソや誇張無しで懸命に語っていますので、それが伝わると嬉しいものです。この歳になると、自分の演奏がうまく行くことより、つながりを作ることができたり、喜んでもらうこと、役に立つことが嬉しくなります。
終了後はファイヤーマンさん(料理人)のケータリングで打ち上げ。岩海苔と牡蠣のスープがなんともすばらしかった。スタジオコンテでのワークショップ、暖かい雰囲気の中で終了できました。渡部倫子さん・瀬尾高志さん・参加者の皆さまありがとうございました。