ポレポレ坐 徹の部屋はいつのまにか私のホームグランドになっています。ここで、バール・フィリップスさんを迎えられるのは大変嬉しいです。
明日から今年三回目のドイツです。22日にはバールにも会います。友人のベーシスト、セバスチャン・グラムさんがベースイヴェントを企画。55人のベーシストが集います。私も、ジャンとのデュオの本番の翌日ドレスデンからケルンへ駆けつけます。
セバスチャン・グラムはとてもスバラシイベーシストです。インプロもジャズも一流です。サックスとデュオでエリントン・ストレイホーンの「極東組曲」(エリントン・ストレイホーンの金字塔のような傑作)をやったCDもありますぜ。そこのジャズファンのお兄さん、要注目ですよ。現代音楽ファンのお姉さん、彼は惜しくも亡くなってしまったステファノ・スコダニビオさんとデュオもやっていましたよ。スコダニビオさんはジョン・ケージから最高のコントラバス奏者と言われた逸材でした。
そして徹の部屋vol.23はなんとなんとなんとなんと8月の共演で話題沸騰の「牡丹と馬」の再演をポレポレでやります。あの共演は本当に多くの課題とトピックを与えてくれていることがジワジワとわかってきました。ドイツから帰国直後、彼らとの1ヶ月押しの「打ち上げ」があります。いろいろな意見を聞いて、良い舞台にしようと思います。12月24日です。