三日間だけジャンさん体操あります。

 

セッションハウスでのダンスワークショップで来日中のジャン・サスポータスさんは、来日最後の三日間「ジャンさん体操+気の道入門ワークショップ」を「いずるば」で行います。徐々に盛り上がっていった前回の気分を持続するためにもやりたい、ということです。
どんな方でも参加して大丈夫です。運動など縁の無い主婦・ミュージシャンも楽しんで参加できます。仕事ストレスのたまった方にも大変有効。呼吸が浅くなってしまっている人、つい他人と自分を比べてしまう人、などなど、ドーゾご参加ください。
◆日にち:8月20日(月)・8月21日(火)・8月22日(水) / 全3回単発参加
◆会場:いずるば(大田区田園調布本町38-8)
◆時間:19:00~21:00(受付開始18:30~)
   前半『ジャンさん体操』、後半『氣の道ワークショップ』(前半・後半どちらかだけでも可)
◆参加費:1回 2500円
◆予約・問い合わせ: Tel.080-3584-3315(いずるば)
【ジャンさん体操とは?】
ピナ・バウシュ舞踊団のソロダンサーとして有名なジャンさんが30年以上の経験から太極拳・合気道・氣の道・アレキサンダーテクニックなど東洋・西洋の身体の使い方の中からあみ出したものです。ダンサーや演劇人ばかりでなく、一般の人、全くの初心者や障害のある方も対象として、リラックスした心とリラックスした身体を通して地から天へとエネルギーが通って行く感覚を身につけ、日常的に身体を意識するようになります。コントラバス奏者・齋藤徹との日本ツアーの間、共演者・スタッフ、なるべく全員を誘って公演前に「ジャンさん体操」をしました。ジャンさんの愉快な「日本語」での指導も笑いを誘い、公演準備でどうしてもピリピリしがちになる状況が全く違ったリラックスしたものになり、暖かな雰囲気で公演が進みました。どんなに堅い身体で、言われたようにできなくても、終わった後、「身体が喜んでいる」のが実感でき、大変すがすがしく晴れ晴れとした気分になります!
【氣の道とは?】
1979年、野呂昌道(のろまさみち)さんにより合気道の発展型としてパリで始まりました。野呂さんは、合気道の創始者・植芝盛平さんの内弟子で、ヨーロッパ・アフリカでの合気道普及のたまに1961年にフランスへ派遣されました。順風な普及活動を続けていましたが、大きな交通事故に遭い、激しい動きの合気道から、よりソフトな「氣の道」を考案しました。攻撃と防御という武術の考え方と違って、より感覚的に身体を捉え、内面の近くを大切にし、正しく、リラックスした姿勢を動きの基礎にしています。きっと多くの皆さんの武術観が180度ひっくり返るような、まるでダンスのような動きなのです。ジャンさんは25年間、野呂先生の直弟子で10年前に「氣の道」を教える資格を得ました。フランス、ドイツで教えています。日本人によって始められた「氣の道」が日本で普及していないのは不思議なことですね。大好評だった2010年の「いずるば」でのワークショップが日本で初めての試みでした。
ぜひ連続してやりたいとの声に応えて、急遽この夏にも3回のセッションを持つことになりました。
【ジャン・ローレン・サスポータス (http://www.jsasportes.com/ )】
カサブランカ生まれ。マルセイユで数学・物理・哲学を学ぶ。
’75年パリでモダンダンスを始め、’79年ピナ・バウシュ舞踊団のソロ・ダンサーとなる。
世界中の劇場で踊り続け、ピナの代表作「カフェ・ミュラー」は以来30年間300回を超える。
ペドロ・アルモドバル監督「トークトゥーハー」(アカデミー脚本賞)の冒頭で使われ、
「世界で一番哀しい顔の男」と評される。現在は自らのダンスグループ「カフェ・アダダンスシアター」を結成、俳優、オペラ演出、振付家、ワークショップなどで活躍している。合気道から派生した「気の道」をマスター。日本文化全般に造詣が深い。

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