コントラバスに恩返しと言う意味でも貢献したいと思うようになったのは、やはりバール・フィリップスさんの影響です。私が参加したアヴィニオン、リッチモンドでのコントラバスフェス・コンベンションで彼はリーダーでした。何百人というコントラバス演奏家、職人、商売人，ファンを相手に献身的に勤めていました。

困った世の中に、心を開くよう、気づきやきっかけを与える役割のはずの音楽が、損した・得したに汲々としている状態を助長してはイケマセン。このベースアンサンブル弦311もそういう活動でありたいと思います。

昨年ジャンさんに加わってもらうことで、皆が一瞬でいろいろなことを感じ取りました。身体1つを現場に投げ出す覚悟、どんなバカ騒ぎでも、それが｢死」に支えられていれば良いのだ、願いや祈りの時間を取り戻そう、美しいとは何だったっけ？どんなに音がうるさくても静寂はありえる、自己表現なんてちっさいちっさい等々・・・あれからの1年の自分を見つめ、これから先を見通すことになるのは必至でしょう。

5月17日（木）ジャン・サスポータス(dance) with bass ensemble “Gen311”

齋藤徹・パール・アレキサンダー・田辺和弘・田嶋真佐雄・瀬尾高志(contrabass)

場所：いずるば（東京都大田区田園調布本町38-8）東急多摩川線｢沼部」駅徒歩5分。http://www.izuruba.jp/

開場19:00 開演19:30

予約・前売り3500円 当日4000円

学生・身体障害者の方　予約・前売り2500円 当日3000円（要学生証提示）

予約：080-3584-3315（いずるば）

Email : izuru38yryアットsoftbank.ne.jp（アットを@にしてください）

協力：いずるば、TRAVESSIA、EU-Japanフェスト日本委員会