昨日は「うたをさがして」のさとうじゅんこさん来訪。19日ポレポレ坐の選曲やリハでした。その後、ジャック・ブレルを観ながら歓談。ブレルは私の永遠の憧れ。シコ・ブアルキもブレルを目指していたのではと思います。シコの代表曲「ウ・キ・セラ」はブレルの「ヌムキテパ」への返礼に聞こえます。
芸能生活?苦節30年ではじめて歌の録音を果たしました。「うたをさがして」ライブ@ポレポレ坐です。その記念ライブを同じ会場で、しかも、ジャン・サスポータスをゲストに行います。イヤ~楽しみだ。
私が歌について話すとしたら新宿西口交番前のフォークあたりからでしょうか。その後、フォークの主役達が芸能界に入っていくのを苦々しく見ていくのにつれて、歌が嫌いになっていきました。ジャズもクラシックも器楽のみ。硬派であればあるほど良し、インプロヴィゼーション、ゲンダイオンガクを聴きまくり演奏も始め、歌は軟弱なり、と避け続けました。
30年前にブラジル音楽に急に入り込みました。理由は思い出せません。それからもっぱら歌を聴き続けています。ブラジルから抜けることはいまだにできませんし、韓国、アルゼンチンを旅して影響をもろに受けた中には当然歌が入っていました。中南米の芳醇な歌、アジア、アフリカ、ヨーロッパの歌、中世の歌、どんどん好きになっていきます。現在は、歌と踊り。音楽とさえ言えないインプロヴィゼーションと矛盾無く私の中に住み着いています。しかし、どんな器楽も歌にはかなわない。
かといって、インプロと歌の中間をやってみたいとは一切思いません。どっちつかずはイケマセン。
てなわけで(どんなわけ?)19日ポレポレ坐でお会いしましょう!26日もポレポレで歌です。ワールドミュージックの館です。ヴィニシウス・ジ・モラエス特集(峰万里恵・高場将美・喜多直毅・齋藤徹)
19日の演奏予定曲
第一部はアンゲロプロス(トニーノ・グエッラ)に曲を付けたもの。
河の始まり
クセニティス
今日は私の日
コルフーラ
ああセリム
目を閉じて
看守さん
霧の中の風景第二部は↓を用意。順不同。
In paradisum~chorus Angelorum(楽園にて~天使の合唱)
O Gloriosa Domina
ぐるりおざ(長崎のオラショ)
のセット乾千恵さんとの共作4曲(千恵さん来場の情報あります!!)
夕暮れの数え歌
舟唄
星がまたたく
ひかり しづけき
賢治2題(直毅・朗読)
永訣の朝
風がおもてで呼んでいる(演奏・パラム)
オンバク・ヒタム桜鯛第三部
ブンガワンソロ
ありがとう命
つばめ