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飛行機、バス、TGVを乗り継いでアヴィニョンへ移動。18年前に、国際コントラバスフェスで訪れ、その後、ミッシェル、アラン、バール、ミッシェルマチューとの即興セッションで訪れた街です。ベースフェスの時はバールさんが議長で、溝入敬三、吉沢元治さんと私が日本から呼ばれました。溝入さんは新曲の発表もあったので作曲家の池辺晋一郎さんも来ていました。
ジョエルレアンドルにあって彼女の初来日に繋がったり、世界のコントラバス事情(楽器、弓、修理、演奏レベル、ミュージシャンシップ)を知って目が開いたのを思い出します。思えば、私と世界のコントラバス事情が初めてつながったのです。その時は、バルセロナ、ロンドンと周った家族初の長期旅行で、娘の十歳の誕生日をここで祝いました。十年後にまた一緒に来ようという約束は果たされず、、、。
その次の訪問は、アヴィニョンの城壁の外側でした。フェスティバルや観光で賑わう城壁内と正反対の世界がありビックリ、アラブ系、アフリカ系、ジプシーの世界でした。ミッシェルマチューさんの即興演劇に触れ、ロデスの野外劇につながり、今回トゥールーズでのgigにつながりました。
春のような陽気です。二十度くらいあり、雪の東京のニュースが本当に遠い感じです。ジャンさんはカサブランカ生まれ、マルセイユ大学なので、故郷に帰ったようにリラックス。街の小さなレストランを選んでくれこれまた大正解。
レンタルベースをチェック、劇場をチェック、ジャンさん体操をしましたが、足の指がつりまくり、体は バリバリ。なるべく早く身体をアジャストせねば。