再びソウルです。29日から2日まで、季節労働者の正月帰省よろしく日本に帰っていました。日本では、翌日間々田のスタジオプランプラン(小川洋さんのスタジオ)へ行って「うたをさがしてライブ@ポレポレ坐」のマスタリングをしてきました。一昨年に続き、ポレポレ坐での「徹の部屋」ライブがCDになることになり、大変嬉しいです。
アンゲロプロスの台本をしらべていたら脚本のトニーノ・グエッラという人が、かなり重要人物であることが見えてきました。今回使わせていただいた「永遠と一日」「エレニの旅」「霧の中の風景」で、すべてに関わり(アンゲロプロス自身は「霧の中の風景」のみに脚本参加)、加えてタルコフスキー、フェリーニという私の大好きな監督の映画に脚本家として参加していました。
引っ越してから、簡易スクリーンで、映画を毎日のように自宅で観ていますが、アンゲロプロス・タルコフスキー・フェリーニの映画を一番よく観て、感じていたのでちょっとびっくりしました。
この三人の監督は、トニーニ・グエッラさんの言葉からインスピレーションを得て、映画を撮っていたと言えるのかもしれません。検索しても、詳しいことはわかりませんが、こういう人の存在こそ現場でも、映画史でも一番重要なのでしょう。ご存知の方がいらっしゃったらお教えください。