ホール・エッグファーム終了

年代に応じていろいろな表現があります。40には40の、50には50の、20には20の。この日の演奏は、まさに50歳~70歳のオトナの即興演奏でした。それぞれ海千山千、すべての経験と情報の到達点にある「今・ここ・わたし」を自在に発揮出来たと思います。

思い起こせば2003年、カナダとフランスでのみ演奏したこのグループ「影の時」が8年ぶりで日本で演奏できたことは本当に嬉しいことです。8年前も最初の1音からグループの音は出来上がっていました。そしてそれぞれの8年を過ごし、ここで再会。ありったけの音をぶつけ合いました。

5人で、楽器も大きいので演奏する場所の設定は難しいです。(特に日本では)
しかし、ここホール・エッグファームは正にうってつけでした。

都会の喧噪から離れ、贅沢に設えてある空間、それぞれの思いで集まる聴衆、ホールの四方もほとんど人家がありません。ふっと出現したようなこの空間でリユニオンができたのは幸せなことです。

お客様もリピーターが増えてきました。これも嬉しいです。すくなくとも演奏家は全員ハッピーでした。

四方八方にありがとうございました。どこにも足を向けて寝られないので天井から足を吊らねばなりません。あ、そうすると天に足を向けることになってしまいます。立ったまま寝るしかないか。

移動車中で一番受けているのが蒲田耕二さんの著作「聴かせてよ愛のうたを」に付属していたCD。グッドオールドデイズのフレンチシャンソンでした。

さて今日から音楽以外のジャンルとのセッションがはじまります。

本日のニンさん写真ブログ説明 (http://www.lequanninh.net/blog/) は特に必要ないですね。

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