順調に進んでいます。So far so good がみんなの合言葉になっています。大入りのキッドアイラックアートホール。2回目のミッシェル来日の時は詩人・野村喜和男さん、美術・小林裕児さん、ダンス 工藤丈輝・岡庭さんをゲストに3日間行いました。アメリカのイラク攻撃反対のデモが盛んに行われていた頃です。
現在はアメリカ国内でのデモ、日本では反原発デモですね。あのころからずっと続いている流れを感じます。enough is enough.
高岡大祐、石田幹雄、喜多直毅さんという三人の若者をゲストにした三日間が終わりました。彼らの演奏を見ていると、私自身の若い頃を思い出します。いろいろと恥をかき、悩み、感涙にむせび、今日に至っているわけですから、今度はわたしがトランスミットする役目になるわけです。
ヨーロッパのインプロバイザーに憧れて、勉強して追いつきたいと思っていました。バール・フィリップスさんと演奏し(CD「彩天」の時)た時、そう話しかけたら「お前は何を言っているのだ?一緒に演奏するということは、完全に同格だぞ。」とたしなめられました。その会話はハッキリ覚えています。目から鱗でした。
さてさて今日はホール・エッグファームで「影の時」リユニオンです。カナダ・フランスとツアーしたクインテット。今日は全員50歳以上「アダルト」だね、と朝食の時にみんなで話しました。昨日までは、若い熱気や場所の影響もあって音が大きくワイルドでした。今日からどう変わるのでしょうか?楽しみです。
ニンの写真 (Click!) 説明は今回ほとんど要らないですね。
最初の方は、ミッシェルとニンが午後散歩に新宿へ行き、興味を引いたものを撮ったものです。