降りしきる雨の中、フルハウスのキャンディライブ終了しました。
林・木野さんのおかげさまで、楽しいひとときでした。
千葉在住の美術家・デザイナー・書家のかたも見え、近所に越して来た私としても地元を拠点に何かしたいものです。
書家の方は中嶋宏行さんと言ってミラノと日本を拠点にしていて、ニンさんとは共演しています。その中嶋さんは、私が10月1日に成田空港でミッシェルを待っていたときに、同じ便に乗っていたようで、先に出てこられて、私に声をかけてくれました。ずいぶん前に原宿で書の方とライブをしたときにいらっしゃって覚えていたと言うこと。
音響的に整えられた空間は、アコースティックでの演奏はとても有効です。一部トリオ、30分くらいと言っていたのですが、「音」が止めさせてくれません。45分くらいになりました。あたりまえですが、初日とは全く違う音達でした。
一部をトリオでやったのは、大祐さんに聴いてもらいたいということと、大祐さんをじらして二部で発奮してもらいたかったわけです。
トリオで演奏するのはもちろん楽しいし、それを毎日続けることは、一つの長い物語を綴っているようで面白い。面白いに決まっています。事務も楽だし、経済も楽。しかし、それならヨーロッパでも可能です。大震災後、そして、仙台港を見たり、避難所で演奏したりした後、気が変わり、多くのゲスト特に「若い人達」と彼らと共演することがとても大事に思えてきました。
何人かにオファーをしたら、私の気持ちも汲んでくれてとてもスムーズに決まりました。その中の一人が高岡大祐さんだったわけです。
一つの行為をどんどん拡げていくことの大事さを思います。そしてそれは、多くの好意と情熱に支えられていることを実感します。
さて、きょうは横浜で石田幹雄さんゲストです。8月に「徹の部屋」でブラジル音楽を共演しました。
まだ20歳台。うらやましいな〜。