貴重なオフ日は、晴天の浅草で始まりました。
(写真はニンさんのブログ http://www.lequanninh.net/blog/ )
浅草は鬼海さんの写真集「ぺるそな」のように、強い顔の人々に会えるところです。お客さんを案内することが多いですが、奥は深いと感じています。学生の時は竹中労の講演をドキドキしながら木馬亭に聞きに行ったり、シアターグループ「太虛」が東向島で公演をしているときは毎日毎日乗り換えで使った想い出の場所です。
お決まりのように、アサヒビールの黄金の雲(カカ)に驚愕。かつてニンさんにプク(韓国の太鼓)を送ってくれと言われそうしました。それは演劇で使ったそうです。子供のための演劇で、彼はアジアのシャーマンの役をしたそうです。彼の家にはやはりアジアの伝統があったのでしょうか、西遊記を覚えていたそうです。その孫悟空が乗っていた雲だぜ、と教えました。
浅草寺をお参り、おみくじを引いたり、写真を撮ったり。仏教に関心を持ち始めたニンさんは特に念入りに見て回っています。
その後、宮本卯之助商店(日本の伝統祭具・楽器を取り扱う)や岡田屋で音具を見て回り拍子木を購入、小牧パーカッションセンターでドラムヘッドを買って満足のニンさんでした。彼の使うヘッドは白のコーティングが必要で、その種類は今は使う人が少ないそうです。
フランク・ザッパのドラム、テリー・ボジオはニンさんのことを尊敬していて、デュオコンサートをしたことがあるそうです。4時間かけてセットアップする巨大なボジオのセットにくらべ15分で終了するニンのセット。とても良いコンサートだったそうで、テリーさんはもう一人のザッパのドラムとトリオで日本ツアーを提案したそうです。ニンさんの都合で実現出来なかったとのこと。それが初来日だったら、大分日本の印象は違ったでしょうね。
その後、移動してウェルカムパーティ@スタジオエス。ミッシェル、ニンのことを特別に思っている沢井一恵さんの好意で楽しい時間を過ごしました。共演予定の喜多直毅さんや矢萩竜太郎さん、今井和雄さん、スーパー・デラックスのマイクさんなど会話が弾んで弾んで弾んでいました。
さてさて怒濤の6日間が始まります。
高岡大祐(5日)石田幹雄(6日)喜多直毅(7日)沢井一恵・今井和雄(8日)東野祥子・柿崎麻莉子・矢萩竜太郎(9日)小林裕児・黒沢美香・成河(10日)という豪華絢爛・何が起こるかわからない日が続きます。
是非お見逃しのないように!!