禁断のブラジル音楽ポレポレ徹の部屋が近づいてきました。ピアノのミッキー(石田幹雄)は、忙しい日々なのによく聴きこんで、いくつかの譜面は丁寧に仕上げ直して来ました。立派。そればかりか、その譜面は歌詞が書き込んであります。歌詞にあわせて曲の流れを決めたい、とのお言葉をいただきました。尊敬。今回、歌詞のことを諦めて始めた、ということもあったので私は不意を突かれてクラッとしました。古い曲はYouTubeなどで、オリジナルに近いものを探しだして手本にしています。本質を突いていますね。やっぱりあなたはたいしたミュージシャンです。ミッキーのこういう丁寧な姿勢が、たくさんのひらめきを呼び込んで、ポレポレ坐をブラジルに変えてしまうでしょう。いや、ブラジルでもない、どこでもないけど、確実にここで出ているという音楽になるかもしれません。ここってどこ?ジョビンとシコの作品、シコとエドゥの作品、ヴィニシウス、演奏性の高い(弾くのが難しい。ベースで弾く曲ではありませんぜ)ショーロ、ピシンギーニャ、ナザレー、ボロロの古典、カエターノの曲、シコ、ミルトンなどなどなどなどです。選びに選んだので、全部良いに決まっています。音になるとますます愛着がわきます。曲を絞るのが一仕事。夏の演奏会はあんまり長くても、と心配。ともかく、こいつぁ見のがせましぇん。暑気払いにも有効でしゅ。徹の部屋vol.15 『魅惑のブラジル音楽—対蹠地のつながり 』石田幹雄(ピアノ)×齋藤徹(コントラバス)
■日時:2011年8月26日(金)18:30open/19:30start
■出演:石田幹雄(ピアノ)、齋藤徹(コントラバス)■料金:予約2,500円 / 当日3,000円(+要ワンオーダー)
■予約:03-3227-1405(ポレポレタイムス社)Email : event@polepoletimes.jp
何を血迷ったか真夏の引っ越し準備に追われています。その作業も、ブラジル音楽を聴きながら、ビールを飲みながら、シャワーを浴びながら、自分をだましだまし進めています。しかし、真夏の引っ越しはオススメできませんね。ホント。キッパリ。ちなみに写真はブラジルではありません。