ちょっと慌ただしい日々が続いています。
昨日の「ジャンさん体操+気の道入門ワークショップ」無事に開幕。自分の身体が硬くなっているのを実感します。参加者がどんどん増えることを願っています。
ベースアンサンブル用のDVD出版にともなうジャケット、ブックレットの制作(美術は小林裕児さんにお願いしてあります。)そんな中、いろいろな企画が同時に進行中。なにか大事な忘れ物がないか、心配であります。
ポレポレ坐「徹の部屋vol.15」は「うたをさがして2」。6月4日(土)です。
さとうじゅんこ(うた)喜多直毅(バイオリン)齋藤徹(コントラバス)ジャン・サスポータス(ダンス)
チラシに書いた文章は↓
「処女作は、その後の作品の目次になっている」という言い方がありますが、今年2月ポレポレ坐「うたをさがして」もそれになぞらえることができるかもしれません。古今東西名曲とアンゲロプロスの台詞から作ったオリジナル曲を平行して並べることは、賭でした。「うたをさがす」願い、伝統に対する尊敬、そして今を生きることへの問いかけが支えてくれたのだと思います。
3月11日以後は、すべてが以前と同じではあり得ません。ますます「うた」への願いが増し、その憧れは焦げ付くほどです。歌は、その「祝祭性」と「祈り」に支えられてこそ現れます。常に、生身の身体とココロ、生き死にを内包するものです。
ここポレポレ坐を基点にしてうたをさがし続けていこうと思います。
前回の徹の部屋vol.13「ベースの森の中で」では、ドイツからのSkype参加だったジャン・サスポータスさんが今回は「生身」で登場します。歌と踊り、それは誰が何といっても基本です。あらゆる楽器は歌をめざします。歌はなにかを「呼ぶ」仕草、踊りは何かを「探し」仕草。呼ぶ声の先に、探す指先と眼差しが交差することを願っています。
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5月20/21日と喜多直毅・佐藤芳明さんとのトリオで小林裕児さんの「浸水の森」関連の2つのライブ、その両方ともジャンさんが参加。
CD「浸水の森」は5月19日に届く予定。
5月23日(月)の東工大での「宮沢賢治を踊る・奏でる」に、バイオリンの喜多直毅さんが参加してくれることになりました。岩手・盛岡出身の彼に参加してもらいたく、急にオファー。コトバも近いでしょうし、この度の被災に関して思うことが多いでしょう。これは是非にとお願いしました。「インドラの網」「永訣の朝」「風がおもてで呼んでいる」「原体剣舞連」などを題材にする予定です。入場無料です。
19:00~20:30
東京工業大学 大岡山キャンパス 西9号館2Fディジタル多目的ホール(東急目黒線・大井町線 大岡山駅徒歩3分)定員280名
問い合わせ:東京工業大学世界文明センター電話03ー5734ー3824
翌24日にはジャンと一緒に久々の韓国。エアジンで飛び入りしてくれた南貞鎬さん、20年前ユーラシアン弦打エコーズでお呼びした元一(ウオンイル)さんと 30thMODAFE(www.modafe.org)に参加。
帰国翌日は上尾バーバー富士http://members.jcom.home.ne.jp/barberfuji/でのジャンさんとの注目のデュオです。
そんなわけで、ジャンさんとの濃厚な日々が続きます。