ベースアンサンブル「弦・gamma/ut」3週間の旅が始まりました。

実は、開幕前が大騒ぎでした。

朝7時前にジャンさんからプログラムへ載せるメッセージが届き、訳してプログラムに追加。順調。

午前中に新CD「浸水の森　Flooded Forest」を入稿しないと、5月21日の発売記念（サラヴァ東京）にも危ないと言うことで、この2日間、各所に多大なるご迷惑。デザイナーは一家で風邪、見過ごしていた校正、多くの変更案、などが続続あらわれ、何とかギリギリで揃ったものの、突き上げるような大きな地震。これは余震ではないという報道。結局、郵便局に届けたのが20分前。JPがんばって届けてくださいませ。

気を持ち直してポレポレへ出発、と、イヤな雲があらわれ、雨がポツポツ、何かが混じっているように思えて・・・・

Skypeとの共演。キッドアイラックアートホールの時は、ほとんど即興だったので譜面対策がいらなかったのですが、今回はほとんど大量の譜面。Skypeの光量を考えると、譜面への明かりが一大事。天井からのスポットではかなり映写面に悪影響必至。LED二股の明かりをメンバー分発注し、直前に届く。メンバーはちょっと苦労しましたがこれは期待通り成功。

そして緊急事態発生。月曜日にちゃんと確かめた持ち込みノートパソコンのネットが繋がらない！！これには正直かなり焦った焦った焦りました。ジャンさんがSkype参加であることを告知し、テクニカルリハもやり、プログラムにもその旨を書き、いまさら「できませんでした。スミマセン」ではスミマセン。メンバーのリハーサルは瀬尾高志に任せ（ありがとう）、何回も何回も点検し、工夫し、再起動しても、先に進まず。

ブッパタールから、こっちは繋いだけどどう？と言うメールが来るし、携帯へアンニャさんから心配の電話がかかってきたり・・・

さすがにどうやってあやまろうか、を考え始めたときに、女神降臨。本橋成一さんのスタッフが自分のMacBook Airでやってみようと提案してくれました。

とはいっても、MacBook Airはすべて小さめに出来ているので、まずイーサーネットケーブルへのアダプターが必要、映像出力端子の形状も違う。しかし、なんと女神はすべて携帯している！その場でSkypeに入会してもらう。｢違う名前でSkypeするけど、出てね」とジャンにメールを打っておく。

えい！とクリックしてジャンにSkypeすると、でた～～～～！

（続く）