つれづれ

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歌とベースアンサンブルの1年。
やっと訪れた「歌」の季節・歌作り、そして、1回はまとめてみたかったベースアンサンブル、この2つが今年の大きなテーマになるはず。高場将美さん・峰万里恵さんとのシリーズ(ワールドミュージックの館@ポレポレ坐・年四回・喜多直毅さんも参加)で世界の名曲を演奏することにもなっています。つくづく歌の年です。
ミッシェル・ドネダ、ル・カン・ニンの招聘、ジャン・サスポータスさんとのライブ、浸水の森のCD化なんて考えていると、頭の中では今年が終わってしまいます。来年のバール・フィリップス招聘も夏くらいから取りかからねばならないし。
やることがあり、やることができそうなことは幸せなことでしょう。
ジャンさんもうすぐ来ます。なかなか日程が定まらずにチラシもまだ作れずにいますが、「気の道」入門ワークショップ+ジャンさん体操も「いずるば」でやります。私の背中もちょうどバリバリになっているのでジャンさん体操が必要な時期です。楽しみにしている人もいらっしゃると思います。必ず本ブログで告知します。どうぞよろしくお願いいたします。
ヴィム・ヴェンダース監督の3D映画「ピナ」のベルリン映画祭プレミアも13日に終了したそうです。メルケル首相もいるなか、レッドカーペットにピナカンパニー全員が入場。ピナのメンバーは、権力におもねる人は少ないですが、いずれも美男美女ですので、とても映えたでしょうね。上映中に拍手がわき起こったのがジャンさんの愛犬スロッギーのシーンだったそうです。http://blog.film-dienst.de/kategorie/festivals/berlinale/ Liebe Bestien14. Februar 2011 von Felicitas Kleiner
このあとブパタルでの上映、カフェ・アダでの大パーティ、ジャンさんフェスティバルの最終演目を済ませ、ピナカンパニー香港公演、その後、単身で日本へ帰ってくる予定。
イスラエルのkadima collective は世界に名だたるコントラバス専門のレーベルです。http://www.kadimacollective.com/
そこが今一番力を入れているのがDVD+CD+ブックレットのシリーズです。第一弾がマーク・ドレッサーの巻と、バールたちが参加した「deep tones for peace」というベースアンサンブルの巻。近々にジョエル・レアンドルの巻がでるようです。バートラム・ツレッキーが続くとか。その中に私の巻を入れたいという依頼がありました。
ちょうど良いチャンスと思って、昨年末からやっている瀬尾高志、パール・アレキサンダーとのトリオにさらに有志を募って、私の考えるベース音楽を収録しようと思います。複数のベースで音楽を作ることは私にとってこのキャリアの初めからとても大事な部分です。北海道での「漢たちの低弦」も大きな経験でした。そんな経験が活かせるようにしたいです。ブックレットは小林裕児さんにお願いしました。いろいろな物事がまとまりつつあるように見えます。
今日はその事務に明け暮れました。この2~3ヶ月の間に撮影をやってしまう予定です。リハーサルやライブをどんどん入れていきます。お楽しみに。よりよいのものを求めていたずらに時間を掛けるのは性に合いません。すべて途中経過でOK。こちとら江戸っ子でありんす。
デスクワークに疲れ散歩をしながら、「うたをさがして」の中で演奏予定の「a kite」のメロディに詞をつけました。普段とてもすばらしい詩や言葉を味わってはウ~とうなっているので、自分にはとってもできはしない、と思っていましたが、考えてみれば曲作りと同じこと。すばらしい音楽を聴き続けてきていることと自分が作ることは別なのです。
比較してはなりませぬ。生きる秘訣です。

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